HMC472Aの特長は?
アナログ・デバイセズ社がマイクロウェーブ展2015に出展したステップ・アッテネーターのHMC472Aの主な特長は以下の通りです。
- 帯域:DC~3.8GHz
- 0~31.5dBの範囲を0.5dBステップで減衰量を可変
- V1~V6ピンで内部アッテネーターを制御
- 制御線はTTL/CMOS互換
- ステップ誤差:±0.25dB(代表値)
- +5V単一電源で動作
などが挙げられます。
メーカーのホームページで確認できる特長以外に、実はぜひデータシートで確認いただきたい特性データがあります。
1. 全帯域でリターンロスが安定して低い
100MHz以上の帯域において、-19dB以下になっています。
2. 全帯域で減衰量のフラットネスが優れている
最大減衰量 (31.5dB) では、200MHz~800MHzの範囲で誤差が若干増えますが、それ以外の帯域では極めて低い誤差になっています。
3. 100MHz以上の帯域で、設定値に対する誤差が少ない
このグラフは、0~31.5dBの範囲を0.5dBステップで切り換えた時の減衰量誤差です。ADC/DACのINLのようなもので、全設定値に対する誤差が判ります。
HMC472Aは全帯域に渡って良好な特性を示すステップアッテネーターです!!
マイクロウェーブ展2015での展示
マイクロウェーブ展2015では、機能を限定することにより、広帯域、高出力を実現しつつ、低価格を実現したシグナル・ジェネレーターから出力される信号をステップ・アッテネーター (HMC472A) で減衰させるデモを展示していました。
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