プロモーションもイベントも、同じものはひとつもありません。だから常に自分で考えて一から企画、改善していくんです。株式会社マクニカ ネットワークスカンパニー 第2営業統括部 マーケティング部 高野 里奈(2012年入社)

プロモーションもイベントも、
同じものはひとつもありません。
だから常に自分で考えて
一から企画、改善していくんです。 株式会社マクニカ ネットワークスカンパニー 第2営業統括部 マーケティング部
高野 里奈(2012年入社)

プロモーションを一手に担う専門チーム

いま担当されている仕事について教えてください。

私が所属している戦略マーケティング部は、営業部門とともに、自部門の取扱商品に関するプロモーションを一手に担う部署です。各メンバーが3~8社ほどの仕入先メーカーを担当し、PR、記事掲載やWEBなどの広告全般、イベントやセミナーなどのプロモーション活動を行います。私は主にサイバーセキュリティの分野を担当しているのですが、仕入先メーカーの規模は世界最大規模から日本法人がまだ設立されていないスタートアップまで多岐にわたります。プロダクトマネージャーと協力しながら1つ1つの商品に合ったプロモーション戦略を立て、PDCAを回しながら実行していきます。

戦略マーケティング部のもう一つの重要な業務が業界内でのブランディングです。具体的な業務としては、年6回程度出展している大規模な展示会と、毎年7月に実施しているイベント「Macnica Networks DAY」の企画・実行などです。戦略マーケティング部のメンバーが中心となって、社内の経営層、営業、技術問わず多くの関係者を巻き込んで推進しています。

自分で考えて企画、改善していくからこそ面白い

仕事のやりがい、面白さはどんなところにありますか?

例えば同じイベントの企画でも、毎回、目的やメッセージを一から検討していくので、同じものはひとつもありません。会社の中期計画や、各プロダクトの戦略や実際に商談でいただいたお客さまのお声、昨年の反省点などを活かしながら常に自分で考えて企画、改善していくのです。それだけに面白さがありますし、イベント自体が成功した時は本当に達成感があります。また、私たちが主導して企画したイベントがきっかけとなって案件を獲得し、売上に貢献できたときはやりがいも大きいですね。

これまでの経験で、特に印象に残っているできごとはありますか?

「Japan IT Week」の一環として開催される「情報セキュリティEXPO」のメイン担当を初めて任された時のことですが、それまで右肩上がりで増えていた当社ブースへの来場者が大きく減少してしまい、企画の詰めの甘さを思い知らされました。

その原因を分析してみると、出展内容が私たちの発信したいメッセージに偏っており、制作物一つとってもお客さま目線が欠けていたことが考えられました。その反省から、以降はお客さま目線を第一に取り入れた見せ方に変更していったのです。例えば、2018年秋に開催された「情報セキュリティEXPO秋」では、従来仕入先のロゴを大きく打ち出していた展示コーナーを、商品カテゴリーを大きく打ち出す展示方法に変更しました。また、ブースのメインとなるプレゼンコーナーにお客さまを呼び込むためのチラシには、従来はプレゼンのタイトルのみを記載していましたが、お客さまが持ち帰って有益になるような情報を多く記載することで、受け取っていただきやすいよう改良しました。実際に、ブースにご来場いただいたお客さまから、後日営業担当者を通じて「マクニカのプレゼンが一番わかりやすく、展示コーナーでの接客も素晴らしかった」とお褒めの言葉をいただけたのは嬉しかったですね。

そして2019年は初めて「Macnica Networks DAY」のメイン担当になりました。過去のやり方にとらわれず、私なりの新しいアイディアを取り入れてさらに満足度の高いイベントにしていきたいと考えています。さらには、私たちが企画するイベントで発信しているメッセージが、日本中の企業や組織のIT利活用の推進、あらゆる課題解決の手助けになればという思いで、日々仕事に向き合っています。

仕事の手ごたえを感じられる業務に就きたかった

今の仕事のどのようなところに魅力を感じますか?

前職は金融系企業の事務職で、主に投資信託の運用レポートを作成していました。この仕事ではお客さまと直接やりとりすることがないため、レポートの反響もわからず、自分の仕事の手ごたえが少ないことに物足りなさを感じていました。また、できれば世界とつながる仕事に携わってみたいという思いもありました。

一方、今の仕事は集客や売上など、結果が数字としてダイレクトに返ってきます。そのぶん厳しさも感じますが、成果が目に見えることは励みになりますね。それにマクニカでは、与えられる仕事というより、自ら考える仕事が中心です。日々の業務でも前例に縛られることなく改善の提案ができますし、それが良いものであればすぐに採用してもらえます。

また、マクニカではあいさつの文化がしっかり根付いています。すべての社員が社内ですれ違う時に挨拶を交わしますし、オフィスを訪れる方には必ず「こんにちは」と声を掛けます。私も転職の面接時に社内を回らせてもらったのですが、何度も声を掛けてもらったことに感激し、好印象を持ちました。こうした文化が社内にあるのは大きな魅力であり、強みでもあると思います。

転職を考えている方へメッセージ

私自身、他業界からの転職ですし、IT業界が未経験の方でも大丈夫です。ただ、マクニカではルーティンワークはあまりありませんし、業務もマルチタスクが求められます。単純に言われたことをこなすだけでなく、自ら積極的に新しいことに向き合えるチャレンジ精神をお持ちの方、スピードと変化のある環境を楽しめる方にとっては魅力的な職場だと思います。また、お客さまをはじめ、仕入先や、社内関係者など巻き込む人数がとても多いので、コミュニケーション能力のある方、人の間に立って調整できる方は特に活躍できる環境だと思います。