疑問に感じたことはそのままにしない
業務の改善は
仕事をより面白くするスパイスです！ カスタマーサービス統括部 オペレーション部
青田 めぐみ（2012年入社）

私の前職は証券会社の営業で、個人のお客さまを対象に運用の提案を行っていました。4年ほど働いたところで仕事の全体像がぼんやりと見えてきたのですが、その会社の制度に自分の仕事に対する考え方が馴染まないことに気づき、転職を決意しました。

マクニカについては転職エージェントから紹介を受けました。営業の経験を活かしながら事務の仕事をメインにしたいという私の希望にマッチしたのがマクニカだったのです。最も決定的だったのは自宅から会社が近かったことですが（笑）。

そんなこともあり、私はマクニカについて特に先入観なく入社を決めました。私にとって転職自体がチャレンジでしたから、この新しい環境で「まずはなんでもやってみよう」と思ったのです。

コーディネーターは、お客さまやメーカーの窓口として受発注処理や各種サポートをするのが主な仕事です。お客さま担当のコーディネーターと仕入先担当のコーディネーターに分かれており、私はお客さま担当のコーディネーターとして業務を行うことになりました。

システムを使った受注業務という意味では前職でもある程度の経験がありましたが、証券取引は無形物のみの取り扱いでした。ところが、マクニカの商材は有形物/無形物の両方が存在するので、初めのうちは業務を理解するのに苦労しました。しかし、周囲の助けもあり「習うより慣れろ」の精神で仕事に向かっていくことができました。

私はお客さま担当のコーディネーターとして、いただいた注文の受注処理や製品の出荷指示やお客さまへの請求を行っています。お客さまからの様々な要望に対し迅速かつ最善のサービスを提供できるよう、社内での各種調整を行うのも大切な業務のひとつです。また、営業活動のパフォーマンスが最大化するよう、営業やエンジニアへのサポートを行うことで会社に貢献しています。

現在は通常業務の他に、基幹システムのとりまとめを行う「エキスパートユーザ」の役割を担っています。部署内のシステムユーザを取りまとめたり、他部署からの質問を受けたりしています。以前に施行された消費税増税対して伴うシステム改編の際は大阪へ出張し、西日本営業所に在籍するお客さま担当のコーディネーターへ改編の内容をレクチャーするなど、これまでにない仕事も任せてもらいました。

また、コーディネーター業務のマニュアルづくりにも取り組みました。それまでの新人教育はいわゆるOJTが主体であったため、同僚から業務内容を教わるというやり方で、同じ業務でも人によってやり方が異なるなど、効率のよくない状況でした。しかし、このマニュアルが完成したことで業務の取り組み方を統一し、属人化を排除することができました。

こうした活動は自分たちだけの業務に限りません。コーディネーターという職種は社内にいることが多い為、周囲の状況を把握しやすいポジションです。このポジションを生かして、私たちは日頃から社内の環境を改善するためのアイデアを考えるようにしています。

コーディネーターの仕事は定量的に評価しにくいところがあります。だからこそ、お客さまや営業から「ありがとう」「助かったよ」「さすがだね」といった声をかけてもらえることが喜びです。また、上司が良いところも悪いところも含めてしっかり評価をしてくれるのも、仕事に対する大きな励みになっています。

マクニカグループにはいくつかの委員会活動があり、職場環境をより良く整えようという取り組みがあります。私はその中のひとつの環境整備委員として皆が気持ちよく働ける環境づくりに励みました。そしてその一環で、社内での挨拶を活性化させる活動を実施しました。挨拶が活性化することにより社員同士のコミュニケーションが以前よりも活発になり、職場の雰囲気がさらに明るくなりました。

マクニカは、自分の意見をしっかり持っている人、個性のある人が多く集まっている会社だと思います。私自身、言いたいことははっきりと言う性分なので（笑）、社歴やポジションに関係なく意見を自由に言うことができるこの会社の社風がとても気に入っています。そして様々な個性が出会い、お互いに意見を交わすことが会社の発展に繋がっていると思います。

この会社には「○○に関する知識は日本一」という営業や技術のプロフェッショナルが数多く在籍しています。私も、こうしたプロの方々から頼りにされるような“プロのコーディネーター”として仕事ができるようになれればと考えています。

マクニカには異業種から転職された方も多く在籍していますが、中途で入社された方の視点はとても貴重です。これまでにない視点から物事を捉え、あなたならではの意見をどんどん発信していただければと思います。