製品を売る、システムを構築するだけの仕事ではありません。お客さまのサービス立ち上げに企画から参加することも。株式会社マクニカ ネットワークスカンパニー 第2技術統括部 第1技術部 課長 田山 将紀(2014年入社)

製品を売る、システムを構築するだけの
仕事ではありません。
お客さまのサービス立ち上げに
企画から参加することも。 株式会社マクニカ ネットワークスカンパニー 第2技術統括部 第1技術部 課長
田山 将紀(2014年入社)

リーダーとしてチームを統率、テクニカルサポートとシステム構築を担う

入社してからのキャリアと、いま担当されている仕事について教えてください。

私は入社してから今まで、お客さまのテクニカルサポートを担当しています。1年目はデスクワーク中心でしたが、お客さま向けの製品トレーニングを担当させてもらうなど、若いうちからお客さまと接する機会を持たせてもらうことができました。その後、お客さまとface-to-faceの付き合いがしたいと希望を出したところ、SEとしてお客さま先を回ることになりました。

4年目にチームリーダーとなり、現在は課の約半数に相当する7名のメンバーと仕事をしています。業務内容は、テクニカルサポートのリーダーとして特に重大な案件の対応を行うとともに、SEとして客先お客さま先に出向き、システム構築の支援をしています。

これまでの経験で、特に印象に残っているものはなんですか?

3年目に担当した案件で、大きなトラブルが発生したことがあります。案件の内容としては、お客さまに各種アプリを提供する商用サービスにおいて、セキュリティを担保する製品の構築・導入を支援するというものでした。その過程において、テスト環境でパケット・ロスのトラブルが発生しました。検証の結果、パケット・ロスを発生させているのが私の担当製品であることが分かり、仕入先メーカーと協力をして、事象の調査に取り組みました。この調査では、発生条件の切り分けまではすぐにできたものの、根本原因の特定が難しくなかなか調査が進展しませんでした。お客さまからは何度も進捗の報告を求められ、かなりつらい思いもしました。調査を進めていくうちに、製品の問題箇所は特定できましたが、まれな現象であるため、仕入先メーカー側では、当初、優先的には対応してもらえませんでした。しかし、そのお客さまにとってはどうしても解決しなければならない不具合でしたので、社内の営業、技術のマネージャ陣を巻き込み、メーカーと粘り強く交渉しながらなんとか解決までこぎつけました。このようなトラブル対応の経験を通じて、精神的にもかなりタフになりましたし、トラブルの発生を予測して事前に対策をとることもできるようになりました。

企画段階から参加し、お客さまとともに新しいビジネスを立ち上げる

マクニカだからこそ、という仕事の面白さはありますか?

エンジニアの仕事の幅が広いという点がマクニカならではの特徴で、面白さも感じています。
特にこれまでの仕事で面白さを感じたのは、4年目に担当したネットワークセキュリティサービスの立ち上げ支援です。お客さまは私が担当する製品を使ったセキュリティサービスの立ち上げを検討されており、その企画から構築、サービスのカットオーバーまで一貫して担当することができました。

この案件はこれまで担当していたテクニカルサポートや構築業務以上に、多くの試行錯誤を行ない、大変な面もありましたが、お客さまとともにサービスを創り出していくという工程には今までとは違ったやりがいがありました。またこのサービスの立ち上げは製品の販路拡大にもつながり、エンジニアとしてビジネスに貢献できたと思っています。

また頻繁ではないですが、海外へ行くこともあります。担当する製品の仕入先メーカーを訪問したり、展示会に参加したりすることが多いのですが、今後の製品開発のロードマップをはじめ、メーカーの戦略を知る上でも貴重な機会となっています。

将来的には、新製品を担当してみたいです。自分で海外まで足を運び、これぞという有望な製品を見つけてビジネスができたらいいですね。

フラットな社風であり、若いうちから仕事を任せてもらえます

マクニカの社風はどうですか?

何よりもフラットだと思います。上司は役職ではなく「さん」付けで呼びますし、上司、部下といった立場には関係なく議論を行うことができます。また、権限委譲という文化があり、若いうちから仕事を任せてもらえます。そして、お客さまにはもちろん、社員同士でも挨拶を欠かしません。さらに、環境整備の文化が根付いておりオフィスがとてもきれいです。

アフター5はチームのメンバーを誘って食事に行ったり、横浜スタジアムまで電車で一本なので、野球を見に行ったりすることもあります。また、メンバーによる年1回の旅行も定例化しています。

転職を考えている方へメッセージ

マクニカでは、日本ではまだ誰も知らない技術や製品にいち早く触れられる機会が多いと思います。また、チャンスの多い会社でもあります。単に製品を担当するだけでなく、ビジネスそのものを創り出すような仕事にも携われます。こうした仕事内容を面白いと感じ、社風にも共感できる方とぜひ一緒に仕事がしたいですね。