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日本機械学会にて半導体ひずみセンサーSTREALを活用した切削加工状態モニタリングに関する静岡大学・エヌティーツール・マクニカの共同研究成果が発表されました

2025年度9月8日(月)、2025年度日本機械学会年次大会にて、マクニカオリジナルブランド半導体ひずみセンサー「STREAL(ストリアル)」を活用した静岡大学様(以下静岡大学)、エヌティーツール株式会社様、マクニカの共同研究成果が発表されました。

発表者 静岡大学 酒井克彦教授
タイトル 「切削工具ホルダー装着型無線式トルク・スラスト計測システムによるドリルの定常摩耗状態推定」
発表概要 共同開発したSTREAL搭載の無線式トルク・スラスト計測システムを用いて、ドリル加工時に作用する切削抵抗をモニタリングします。これにより、ドリルの摩耗状態をリアルタイムで把握し、折損の予測を可能にする技術です。
本システムは、従来の圧電式やひずみゲージ式の課題を克服し、「高感度・小型・省電力・低コスト」を実現しています。工具寿命直前に見られる急激なひずみ上昇を検知することで、適切な工具交換タイミングの把握に貢献します。