日本塑性加工学会にて半導体ひずみセンサーSTREALを活用した金型DXソリューションに関するYGソリューションズ・ヤマナカゴーキンの研究成果が発表されました
2025年度9月25日(木)日本塑性加工学会 第76回塑性加工連合講演会において、マクニカオリジナルブランド半導体ひずみセンサー「STREAL(ストリアル)」を活用した株式会社YGソリューションズ(以下YGソリューションズ)と株式会社ヤマナカゴーキン(以下ヤマナカゴーキン)の研究成果が発表されました。
発表者 | YG ソリューションズ 金 秀英様、佐野 明日香様 ヤマナカゴーキン 上野 完治様、八木 哲司様 |
タイトル | 「金型の負荷と温度履歴のデータ化とソフトセンシング技術を用いた鍛造金型の寿命向上」 |
研究概要 | 今回の発表では、半導体ひずみセンサー「STREAL」とYGソリューションズのソフトセンシング技術を活用し、金型の応力負荷をデータ化し寿命改善に役立てる取り組みについて報告されました。 |
■主な内容
・製品化に向けたシステム構築と信号デバイスの改良
・金型寿命管理に適したデータ処理ソフトの開発状況
・量産ラインでの金型寿命管理への適用事例
■適用事例の成果
量産プレス機に本システムを取り付けて性能評価試験を行った結果、金型のひずみ履歴を継続的に記録・データベース化できることが確認され、血圧や歩数を蓄積・解析するヘルスケアシステムのように、傾向分析を通じて寿命予測や設計・成形条件の最適化への応用可能性が示されました。