LFXOはEFM32/EFR32内で使用できる低速クロックで、32.768kHzの外部クリスタルなどをクロック源として使用します。クロック源としてはクリスタルだけでなく、オシレータやCMOSクロックもご使用頂けます。クロック源として何を使うかによって、LXFOとして使用できる周波数が変わってきます。
 

• XTAL mode (CMU.LFXOCTRL.MODE = 0)
  

外部クリスタルを使用します。確実に発振させるため、使用できる周波数は32.768kHzのみとなります。 

• BUFEXTCLK mode (CMU.LFXOCTRL.MODE = 1)

外部オシレータを使用します。この場合、32.768kHz以下の周波数（例えば1kHzなど）を使用できます。32.768kHzを超える周波数についてはご使用になれませんので、ご注意ください。 

• DIGEXTCLK mode (CMU_LFXOCTRL.MODE = 2)

外部CMOSクロックを使用します。この場合、32.768kHz以下の周波数（例えば1kHzなど）を使用できます。32.768kHzを超える周波数についてはご使用になれませんので、ご注意ください。 

 ＊上記はハードウェア的な制約を示したものです。例えば、EFR32にBluetoothを実装する場合には、スタックが時間管理で32.768kHzを使用している都合上、32.768kHz必須となります。そういったアプリ側の仕様についても加味ください。
Silicon Labsのコミュニティサイトにも情報がありますので、併せてご確認ください。