Silicon Labs Bluetooth:どのような制御方法をサポートしていますか?
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シリコンラボ社のBluetooth®モジュール(BT121, BGM111)は、
- スタンドアロンモード
- ネットワーク・コプロセッサ(NCP)モード
の2つの制御方法をサポートしています。
- スタンドアロンモード
Bluetooth®モジュール(BT121, BGM111)は制御用マイコンを搭載していますが、ユーザが使用できるリソース(フラッシュメモリ, RAM)が残されています。このリソースを活用することで、ユーザアプリを実装することが可能です。
制御用に外部マイコンを使用する場合と比べて、システムコストを削減することができます。

- ネットワーク・コプロセッサ(NCP)モード
外部のホストシステム(マイコンやPC)からの制御により動作するモードです。Silicon Labs社のドキュメントではNetwork Co-Processor (NCP) モードという名称で紹介されています。Bluetooth®モジュールの制御は、ホストシステムからはシリアルポートを介して行います。
Bluetooth®モジュールに搭載したマイコンでは性能不十分の場合や、ユーザアプリをホストシステムに載せた方がシステム設計の観点で都合が良い場合、などにご活用頂けます。

なお、制御用に使用するライブラリについては、別トピック(BGAPI, BGLIB, BGScript)をご参照ください。