Silicon Labs EFM32:Low Energy USBの特徴は何ですか?
EFx32
Low Energy Modeという機能を使うことで、USBの機能を損なうことなく、消費電流を削減することができます。

USBでは、常にデータ送信(TX)あるいはデータ受信(RX)を行っている訳ではなく、待機(IDLE)の状態がありますが、下図のように待機時もデータ受信時と同じだけの電流を消費しています。

Low Energy USBでは、このIDLE期間中の消費電流を自動的に下げる仕組みが入っており、下図の緑色部分の消費電流が削減することができます。消費電流の削減効果はアプリケーションにも依存しますが、シリコンラボ社のサンプルコード(HD Keyboard)の場合で5-35%程度の消費電流削減効果が確認できました。詳細はAN0886(Happy Gecko Low Energy USB Overview)をご参照ください。