CPUからコンフィグレーションする場合に、データファイルは何を使用すればよいでしょうか?またどのように作成すればよいでしょうか?
カテゴリー:コンフィグレーション/プログラミング
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まずLatticeの用語定義ですが、『コンフィグレーション』とはコンフィグレーションSRAMに対する書き込みを、『プログラミング』とはフラッシュメモリー(CFM)やNVCMなどオンチップ不揮発メモリーに対する書き込みと区別しています。
外部CPUからFPGAをコンフィグレーションする場合は、不揮発メモリー搭載デバイスかどうかに関わらず、ツールDiamond/Radiantの "Export Files" プロセスで生成するビットストリーム(*.bit)ファイルを使用します。外部CPUからFPGA搭載の不揮発メモリーにプログラミングする場合は通常はJEDEC(*.jed)ファイルを使用します(ビットファイル *.bitを使用することもできます)。
DiamondではProcessウィンドウのExport Filesプロセス下、サブプロセス"Bitstream File"、および/または"JEDEC File"(該当する場合)にチェックを入れて実行します。Radiantでは同プロセスを実行すると自動的に *.bitが生成されます。
生成される *.bit / *.jedファイルは、プロジェクトフォルダ内の各インプリメンテーション名のフォルダー下に出力されます。なお、インプリメンテーション名はプロジェクト生成時にユーザーが指定しない限り、Diamondでは"impl1"、Radiantでは"impl_1"ですので、デフォルト名は"プロジェクト名/impl1"、もしくは"プロジェクト名/impl_1"です。
なお、MachXO2 / MachXO3シリーズでは実装回路の中に"EFB(Embedded Functional Block)"マクロを、当該インターフェイスをイネーブルにして生成してインスタンスしておく必要があります。