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LVDSのピン配置の指定方法について教えてください。

CrossLink Series Diamond ECP Series MachXO Series Radiant

カテゴリー:I/O
ツール:Diamond / Radiant
デバイス:MachXO2, MachXO3, ECP3, ECP5, CrossLink, CrossLinkPlus, CrossLink-NX, Certus-NX

まずLattice固有のポイントを二つ押さえておきます。

[1] LVDSなどの差動信号を使用する場合は"T"(True=非反転)と"C"(Complementary=反転)ペアを用います(ペアとなるピンはデバイス、パッケージごとに決められています)。
[2] 差動信号の場合、RTL記述において反転側入力を明記する必要はありません。非反転側のみを記述してご指定ください。

ピン配置をおこなう場合ですが、RTL記述と同様に反転側の指定は不要で、非反転側のみを指定します。これとペアになる適切なピンを用いるように、ツールが自動的に反転側を割り当てます。意図せず何らかの無関係な信号を、ペアとなるべき"C"ピンに配置指定してしまった場合はエラーになりますので、ご留意ください。

指定方法は基本的に二通りあります。

・Diamondの場合は"Spreadsheet View"(SSV)を、Radiantの場合は"Device Constraint Editor"(DCE)を開き、"Pin"カラムにピン番号を入力することでピン配置を指定します。また"IO_TYPE"カラムでプルダウンから"LVDS"(デバイスによっては"LVDS25")を選択します。
・SSVやDCEの設定内容はそれぞれテキストファイルに書き出されます。Diamondでは拡張子 .LPF(”制約ファイル”)、Radiantでは拡張子 .pdc(”Post-Synthesis制約ファイル”)です。SSV / DCEで書き出された、或いは既に存在するLPF / pdcを、テキストエディタで記述・編集することでも指定できます。ピン配置指定、I/Oタイプ指定の構文詳細は、それぞれのオンラインヘルプをご参照ください。

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