使用するデバイスの論理規模がまだ確定していないのですが、開発日程から基板設計を先に進める必要があります。何かリスクのない手順はありますか?
基板設計
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各種FPGAラインナップでは、同一パッケージで容量違いのものを取り揃えています。詳細はそれぞれピン配置を確認していただく必要がありますが、多くのパッケージはピン互換で移行(マイグレーション)可能です。最初に大きい容量でご検討いただき、必要に応じて容量を小さくすることができます。
ただし、高速I/Oやクロック、厳しい内部タイミング要件がある、またハードマクロ機能を使用する、などの場合は注意が必要です。基板設計前におこなうべきこととして、マイグレーションする可能性のあるパッケージすべてに共通のピンを使用する前提で、暫定デザインを用いてクロックやマクロなど特定ピン配置にエラーがないこと、タイミング要件を満たすことを事前に確認することを推奨します。
フィッティングを考慮せずに基板設計をおこなうと、ピン配置ができない、タイミング要件を満たさないなどの問題が設計フェーズの後工程で出現するリスクがありますので、ご注意ください。