サイト内検索

GPLLピンとPCLKピンの違いについて教えてください。

I/O MachXO Series

カテゴリー:I/O
ツール:Diamond
デバイス:MachXO2, MachXO3

GPLLピンはPLLへのクロック入力用としてご使用ください。PLLのCLKIポートまで専用配線が用いられるため、遅延時間が最小となります。基本的にどの入力ピンからでもPLLへクロックを入力することは可能ですが、一般配線を経由するため入力遅延が増大します。

PCLKピンはPLLを用いない外部クロック入力用としてご使用ください。クロック専用配線(Primary Clock)に載るまでに専用配線が用いられ、いわゆる注入遅延時間が最小となります。基本的にどの入力ピンからでもクロック専用配線にアサインすることは可能ですが、PCLKピン以外の場合には一般配線を経由するため注入遅延が増大します。

LVDSなどの差動信号を使用する場合は"T"(True=非反転)と"C"(Complementary=反転)ペアを用いますが、シングルエンドの場合には必ず"T"側をご使用ください。
また差動信号の場合、RTL記述において反転側入力を明記する必要はありません。ピン配置についても同様に反転側の指定は不要です。GPLLピン、PCLKピンともに非反転側のみを記述し、ご指定ください。いずれもペアとなる適切な反転側ピンを用いるようにツールが自動的に処理します。

経験豊富なFAEが
無料でご相談を承ります。

特定製品の仕様からパーツの選定まで、当社のFAEが皆様のテクニカルなお悩みに無料で回答します。ぜひ、お気軽にご相談ください。