Intel:Arria V デバイスで SSTL-15 Class I のインタフェースを構成する場合、Hard Memory Controller の oct ピンの処理方法について教えてください。
ツール:Quartus® II
デバイス:Arria® V
Arria V デバイスの oct_rzq ピンの終端抵抗はデザインにより異なるため、下記デバイス・ハンドブックと Assignment Editor の抵抗値を照らし合わせ、100Ω か 240Ω かを判断する必要があります。
https://www.altera.com/en_US/pdfs/literature/hb/arria-v/av_5v2.pdf
※ "On-Chip I/O Termination in Arria V Devices" をご参照ください。
(例)
DQ / DQS に対し、I/O Standard = SSTL-15 Class I / Differencial 1.5-V SSTL Class I ピン制約として 「Series/Parallel 50 Ohm with Calibration」 が与えられている場合、上記デバイス・ハンドブックの Table 5-21 を参照すると、
Series OCT は RS
Parallel OCT は RT
を参照するように記載されています。
Table 5-23、5-24 を参照すると、該当する全ての箇所の RZQ の外部抵抗値は「100Ω」となっています。
※
OCT の内部抵抗値を 25Ω or 50Ω のどちらか設定できる場合でも、pin_assignment.tcl により I/O Standard や OCT 等の制約が付与された際には、デフォルト設定として 50Ω が設定されます。
この抵抗値は仕様により変更可能ですが、50Ω をそのまま使用されるケースが多いです。