Cyclone III / Cyclone IV で、EPCS プログラム用の10pin ヘッダを設ける場合、Device Handbook にあるダイオードとコンデンサは必須でしょうか?
各 Device Handbook では、Cyclone III / Cyclone IV は、DATA、DCLK、nCSO、ASDO の信号に対し、ダイオードとコンデンサを接続するとこが必須となっております。
接続する理由は以下の2点が推察されます。
1. EPCS デバイスへのプログラム時における FPGA デバイス保護
pof のプログラム時に、ダウンロードケーブルという接点が EPCS - FPGA 間に接続されることにより、インピーダンス不整合を起こし、アンダーシュート/オーバーシュートを誘発する可能性があります。 |
2. 正常なコンフィギュレーション動作
10pin ヘッダを設ける事で、これ自体がアンテナとなりノイズをそれぞれの信号ラインに載せてしまう可能性が高くなります。 それにより、安定したコンフィギュレーションができない可能性が少なからず発生してしまいます。 これを取り除くために、ダイオードとコンデンサを接続し制御信号の信号品質を保ちます。 |
Device Handbook には、使用するダイオードやコンデンサについての配置や特性についての記載がござます。 キーワード "In-System Programming of Serial Configuration Devices" で検索していただき、Notes をご参照ください。