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Cyclone IV GX デバイスで PCI-Express のハード IP を使用し、PCI-Express の Gen1、1レーンを実現することを検討しています。 このとき、トランシーバ・ブロック内にある全二重4チャネルのうち1チャネル分を使用することになると思いますが、使用しない他の3チャネルは他の用途で使用できるのでしょうか？ それとも、PCI-Express のハード IP の制限で使用できないのでしょうか？
PCI-Express ハード IP の制限により、同一トランシーバ・ブロック内の他のチャネルが使用できなくなることはありません。
ただし、同一トランシーバブロック内に複数の系統の機能を実現する場合には、以下の制限がありますのでご注意下さい。
・リコンフィグブロック信号の共通化
PCI-Epxress ハード IP 内の ALTGX とその他で作成した ALTGX で、reconfig_clk、reconfig_togxb、reconfig_fromgxb 信号を共通化する必要があります。
・パワーダウン信号の共通化
ALTGX の入力信号に gxb_powerdown 信号があります。 この信号は、トランシーバ・ブロック内で共通にする必要があります。
・キャリブレーションクロック信号の共通化
ALTGX の入力信号に cal_blk_clk 信号があります。 この信号は、トランシーバ・ブロック内で共通にする必要があります。
・starting channel number を0以外に設定
ALTGXB 設定内の Reconfigration Settings の "What is the starting channel number?" を 0以外に設定する。
（PCI-Express が0に設定されているので違う値を設定する。）
さらに、クロックの系統数や、使用する転送レートの系統数によりコンパイルできない場合もありますので、上記を踏まえたうえで、Quartus II の最新版で事前にコンパイル確認を必ず行ってください。
経験豊富なFAEが