サイト内検索

Stratix III/IV デバイスにて Dynamic Phase Alignment (DPA) を使用した高速 LVDS インターフェースを行う場合、ALTLVDS_RX メガコア内で Enable PLL calibration 機能の有効/無効を選択できますが、これは有効にする必要がありますか?

クロック/PLL

Stratix III / Stratix IV ESデバイスで有効にして頂く事を推奨いたします。
Stratix IV Production 品デバイスでは、有効にする必要はありません。

Stratix III / Stratix IV ES デバイスにおいて、DPA を使用した際に正しくデータが受信できない (データミスアラインメント) という内容のエラッタが報告されています。
PLL calibration 機能は、このデータミスアラインメントを回避するために有効な機能です。

PLL calibration 機能を有効にした場合には、リセット解除後に特殊な初期化シーケンスを流す必要があります。

詳細につきましては、各デバイスの Device Handbook より該当ページを参照ください。

Stratix IV デバイスの場合

https://www.intel.com/content/dam/www/programmable/us/en/pdfs/literature/hb/stratix-iv/stx4_siv54001.pdf
P1-53、Table 1-41を参照ください。

Stratix III デバイスの場合

https://www.intel.com/content/dam/www/programmable/us/en/pdfs/literature/hb/stx3/stx3_siii52001.pdf
P1-23、Table1-26を参照ください。

経験豊富なFAEが
無料でご相談を承ります。

特定製品の仕様からパーツの選定まで、当社のFAEが皆様のテクニカルなお悩みに無料で回答します。ぜひ、お気軽にご相談ください。