PCI-Express Device の種類で、Legacy Endpoint Device と Bridge Device の違いがよく分かりません。
PCI Express
◆ Endpoint とは
PCI-Express の I/O 構造で末端に位置するデバイスであり、それ自身が I/O 機能 (グラフィックスカードなど) を持ちます。通常、I/O デバイスや周辺デバイスと呼ばれています。
その中でも Legacy Endpoint とは、従来の PCI と互換性をもった Endpoint です。
すでにある PCI や PCI-X デバイスで、ホストとのインタフェース部分のみを PCI-Express に対応させる場合には、この Legacy Endpoint を使用します。
Legacy Endpoint では従来の PCI との互換性を保つため、I/O トランザクションやロック・トランザクションを使用できます。
◆ Bridge Device とは
PCI-Express のシステムに PCI や PCI-X のデバイスやカードを接続するために、プロトコル変換を行うデバイスです。 それ自身で I/O の機能を持っているわけではないので、Legacy Endpoint とは機能が異なります。