出力ピンのドライブ電流はどのように設定しますか?
出力ピンのドライブ電流の設定は、Quartus II で目的のピンに対して “Current Strength” オプションを設定します。
Current Strength オプションをサポートしているデバイスは、APEX II、Arria シリーズ、Cyclone シリーズ、HardCopy シリーズ、MAX II、Stratix シリーズです。
設定方法は以下のとおりです。
1. Assignment Editor を起動します。 ( Assignments メニュー ⇒ Assignment Editor をクリック)
2. To 欄において、出力電流を設定したいピン名を入力します。
3. Assignment Name 欄より、"Current Strength" を選択します。
4. Value 欄より、希望の電流値を選択します。
5. 設定内容を保存します。(File メニュー ⇒ Save)
その後、設定が有効になるように、コンパイルを実行してください。また、コンパイル終了後は Current Strength オプションが反映されたことをコンパイル・レポートより確認してください。
詳細につきましては、エルセナ資料 『Quartus II はじめてガイド - よく使用する Logic Option 設定方法(個別設定)』 をご参照下さい。
なお、設定可能な出力電流値は、そのピンの I/O 規格やピンの配置 (トップ/ボトム、ロウ/カラム) によりサポート範囲が異なります。詳細は各デバイスのデータシートの I/O Structure “Programmable Current Strength”(または Current Strength、Programmable Drive Strength) をご確認ください。