Intel:ユーザ I/O ピンをオープン・ドレイン出力にする方法はありますか?
Quartus Prime
オープン・ドレイン出力にする方法は、以下のとおりです。
- デザイン設計でオープン・ドレイン出力となる動作を記述します。
[ 記述例 ]- Verilog-HDL の場合
assign A = OE? 1'b0 : 1'bZ; - VHDL の場合
A <= '0' when OE = '1' else 'Z;
- Verilog-HDL の場合
- そのデザインにおいて、デバイスの I/O ピンのオープンドレイン・バッファで実現できるように Quartus II でオプションを設定します。
- Assignments メニュー ⇒ Settings を選択します
- Analysis & Synthesis(Category内)を選択します
- "Auto Open-Drain Pins" にチェックを入れます (デフォルトでは "On")
※ このオプションを設定せずに Hi-Z 出力回路をコンパイルした場合、Quartus II はトライステート・バッファで実現します。
コンパイル・レポートの Fitter より、該当ピンの Open Drain 項が "Yes" となっていることを、ご確認下さい。
関連FAQ
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- デザインのピンがアサインされていないデバイスの未使用ピンに対して、基板上で別のデバイスが接続されています。そのピンはどのような状態(属性、レベル)ですか?基板上で処理が必要ですか?
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