Intel:MAX II や MAX V の CPLD にはデザイン・セキュリティを掛けられるそうですが、どのようなものですか?
MAX II 等の CPLD には、書き込みデータの流出を防ぐためセキュリティ・ビットという機能があります。
(セキュリティ・ビットは、Quartus II プログラマ上にて設定可能です。)
セキュリティ・ビットをチェックしプログラムした後、書き込みをしたデバイスに対して Examine (データの吸出し) を行うと、何かしらのデータは吸出せますが、そのデータは以前書き込んだデータとは異なるデータとして Examine されます。
よって、デバイスに書き込まれたデータが何かが分からなくなります。
上記の方法でデータ流出を防ぐことが可能になります。
セキュリティ・ビットにチェックを入れ、プログラミングとベリファイが同時に実行された際は、ベリファイチェックが可能ですが、ベリファイチェックのみを行いますと、ベリファイエラーが発生します。
尚、新たにデータを更新したい場合は、新たな pof ファイルを書き込めば更新可能です。