Intel:Altera 社 FPGA デバイスで、電源立ち上げ時の POR の挙動について教えてください。
電源/Enpirion
Altera 社の各種 FPGA デバイスでは、電源投入後にパワーオンリセット(POR)状態となります。
POR は、FPGA デバイスのコンフィグレーションシーケンスの前に行われ、システムの電源が安定するまでのウェイト時間の役割をします。
POR 時間は、デバイス、または、設定によって異なります。
例)
Cyclone III デバイスでは、MSEL ピンの設定で Standard POR(最大200ms)か Fast POR(最大9ms)か
を選択できます。
Stratix IV デバイスでは、PORSEL ピンの極性が Low の場合には最大300ms、Hi の場合には最大12ms
が選択できます。
他のデバイスシリーズについては、各デバイスのデータシートを参照ください。
POR 期間中は、nSTATUS ピンが Low となり、ビジー状態を表します。
また、CONF_DONE 信号も Low となり、未コンフィグレーション状態であることを示します。
POR 期間が完了すると nSTATUS ピンが開放(外部プルアップ抵抗により Hi となる)され、コンフィグレーションが開始されます。