Altera:IOPLL Intel FPGA IP のロケーションを手動で指定する方法を教えてください。
カテゴリー:Tool
ツール:Quartus® Prime Pro Edition、Quartus® Prime Standard Edition
デバイス:Arria® 10、Cyclone® 10 GX
IOPLL Intel FPGA IP のロケーションを手動でおこなうには、Assignment Editor を使用します。
To 欄 |
IOPLL Intel FPGA IP のノード名 |
Assignment Name 欄 |
Location |
Value 欄 |
Element: IOPLL |
Location: 配置させたい位置を指定 |
To 欄に指定する IOPLL Intel FPGA IP のノード名は、次のフローで選択すると 簡単に指定できます。
① Analysis & Synthesis を実行します。
② Tools メニュー > Netlist Viewers > Technoligy Map Viewers (Posf-Mapping) を起動します。
③ 下図のように、画面左に位置する Netlist Navigator から 対象の IOPLL Intel FPGA IP の下位モジュールを展開し "iopll_inst" を探します。
④ "iopll_inst" に対して 右クリック > Locate Node > Locate in Assignment Editor を選択します。
⑤ 自動起動した Assignment Editor の To 欄 右端にある ▼ マークをクリックし、表示されたノード名 (上記④で指定したノード名) を選択すると
To 欄にノード名が登録されます。
⑥ Assignment Name 欄をダブルクリックし、"Location" を選択します。
⑦ Value 欄をダブルクリックし、[...] ボタンをクリックして表示された Location ダイアログボックスの各項目において、
プルダウンから 以下を指定します。
・ Element: IOPLL を選択
・ Location: 配置させたい位置を指定
⑧ File メニュー > Save を選択し、制約を保存します。
コンパイル (Fitter) を実行し、Fitter レポートや Chip Planner などで 指定した配置が実現できたかを確認してください。