Intel:Nios® II Command shell で JIC (JTAG Indirect Configuration) を書き込む方法を教えてください。

Quartus Prime コンフィグレーション/プログラミング

カテゴリー:コンフィグレーション/プログラミング
ツール:Quartus® Prime
デバイス:-

JIC で書き込む場合、Quartus Programmer が使用している "quartus_pgm" コマンドにて、Chain Description File (CDF) をコマンドで指定することで書き込み可能です。

JIC を書き込む際には、Serial Flash Loader (SFL)の SOF ファイルを書き込んでから、JIC ファイルを書き込む必要があります。
SFL の SOF ファイルは、下記のパスにデバイスごとに用意されていますが、Cyclone® 10 LP の場合どれを使用すればよいか明確に公開されていません。
例)C:\intelFPGA\18.1\quartus\common\devinfo\programmer

そのため、下記のような手順で書き込みを実施してもデバイスが合わず SFL を書き込むことができないため、CDF ファイルを使用した書き込みをご使用する必要があります。

$ quartus_pgm -c 1 -m jtag -o "P;sfl_enhanced_01_02d020dd.sof@1"
$ quartus_pgm -c 1 -m jtag -o "P;sof_only.jic@1"

<手順>
(1) Quartus Programmer で JIC ファイルの書き込みに成功した CDF ファイルを作成
  Quartus Programmer > File tab > save as
(2) 下記のコマンドを Nios II command Shell で実行
  注意点:CDF ファイルは JIC ファイルを絶対パスで指定していますので、名前が変わったり階層構成が変わった場合は、CDF ファイルを作り直す必要があります。

quartus_pgm -c 1 fpga_top_jic.cdf

 

quartus_pgm コマンドの詳細は下記のユーザーガイドをご参照ください。
(参考)Quartus II Scripting Reference Manual
https://www.intel.com/content/dam/www/programmable/us/en/pdfs/literature/manual/tclscriptrefmnl.pdf
(JTAG Indirect Configuration で検索してください)

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