カテゴリ：シミュレーション
ツール：ModelSim® - Intel® FPGA Edition
デバイス：－


ModelSim® の場合、Signal Tap の波形を VCD ファイルに保存し、それを使用してシミュレーションを実行することが可能です。

【手順】
1. Signal Tap を設定し波形を取得
・Signal Tap 画面の File メニュー > Export を選択
　Export format を vcd に変更し、Clock period を 1ns 等に設定し、OK で vcd ファイルが生成されます。
　（Quartus v17.0 で 1ps に設定すると Internal Error になってしまったので、 1ns にしてください。）
2. ModelSim でシミュレーション時に -vcdstim .vcd を追加してシミュレーションを実行
・GUI から実行する場合：　Start Simulation の Others タブ > Other Vsim Options に追加
・コマンドで実行する場合：　vsim コマンドに追加

上記の方法にて VCD に保存された入力波形をシミュレーションに反映させることが可能です。
この場合、ポート名の一致にて VCD から対象波形を ModelSim が自動判断しますので、ポート名を一致させておくことが必要です。