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Intel:Triple Speed Ethernet (TSE) MAC IP の MDC/MDIO の SDC 制約のかけ方を教えてください。

IP タイミング制約/解析

カテゴリ:タイミング制約/解析
ツール:Quartus® Prime
デバイス:ー


MDC と MDIO は共に TSE MAC の clk port から入力されるクロックに同期しています。
MDC が出力された 2clock 後に MDIO が出力されるため、例えば、CLK=100MHz、MDCが2.5MHz(period=400ns)の場合、相手側でラッチされるときは tsu=約380ns、th=約20ns となります。

MDC/MDIO の規定は ±10ns ですので SDC をかけなくてもかなりの余裕がありますが、SDC をかけることでタイミング・レポートを出すことができます。
タイミング解析の結果が fail になったとしても clk を解析クロックとする下記の例のような SDC で解析させて、例えば 2ns のマイナス slack になった場合、th=20-2ns=18ns のように th に slack を計算に使用することができます。

set_output_delay -clock [ get_clocks clk ] 2 [ get_ports {mdc} ]
set_input_delay -clock [ get_clocks clk ] 2 [ get_ports {mdio} ]
set_output_delay -clock [ get_clocks clk ] 2 [ get_ports {mdio} ]


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