Nios II 起動時の main() 関数以前のファンクションのログを表示することは可能でしょうか?
Nios II
カテゴリ:Nios® II
ツール:Nios II EDS
デバイス:-
Nios II コアの起動時に main() 関数がコールされる以前の crt0.s や alt_main.c のログを JTAG UART に表示するには、BSP Editor で設定することで可能となります。
まず、BSP Editor の Main タブから Setting ⇒ Advanced ⇒ hal ⇒ log_port を表示し、Value を jtag_uart に設定します。
次に、log_flags を表示し、Value を 1, 2, 3 のいずれかに設定します。
値が大きいほど、ログ表示が細かくなります。
上記設定後、Nios II プログラムを実機上で走らせると、crt0.s や alt_main.c 内の実行ログが表示されます。