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Arria 10 デバイスの Qsys ベース PCI-Express Endpoint Avalon-MM デザインをシミュレーションする方法を教えてください。

Arria プラットフォーム・デザイナー PCI Express シミュレーション

カテゴリ:PCI-Express® (PCIe)
ツール:Quartus® II、ModelSim®
デバイス:Arria® 10


Quartus II のインストール・ディレクトリにサンプルの Qsys デザインとシミュレーション・モデルが格納されています。
これを使用することで、PCI-Express を Endpoint でシミュレーションすることができます。

手順は以下の通りです。

[手順]

  1. Quartus II のインストール・ディレクトリに格納されている a10 ディレクトリを選択してください。

    (例)
    <インストール・ディレクトリ>/ip/altera/altera_pcie/altera_pcie_a10_ed/example_designs/

  2. 以下のいずれかの .qsys ファイルを作業ディレクトリにコピーしてください。

    ep_g1x1_avmm64.qsys / ep_g1x4_avmm64.qsys / ep_g1x8_avmm64.qsys / ep_g2x1_avmm64.qsys / ep_g2x4_avmm64.qsys / ep_g2x4_avmm128.qsys / ep_g2x8_avmm128.qsys / ep_g3x8_avmm256.qsys

  3. Qsys を起動後、Fileメニュー ⇒ Open ⇒ .qsys 選択し、その後 Generate メニュー ⇒ Generate Testbench System を選択してから、以下の設定を行って Generate を選択してください。

    Create testbench Qsys system ⇒ Standard,BFMs for standard Qsys interfaces
    Create testbench simulation model ⇒ Verilog
    Allow mixed-language simulation ⇒ Turn this option off

  4. ModelSim を起動し、File メニュー ⇒ Change Directory で以下のディレクトリに移動してください。

    <作業ディレクトリ>/ep_g*/testbench/mentor

  5. ModelSim の Tools メニュー ⇒ Tcl ⇒ Execute Macro.. から msim_setup.tcl を選択し、Transcript ウィンドウに ld_debug とタイプして実行します。

  6. Sim ウィンドウ(Sim タブ)から ep_g * _tb を右クリックし、Add_Wave を選択して、観測する波形を設定します。

  7. run -all とタイプして実行すると、シミュレーションが開始されます。


※ ModelSim-Altera Edition や ModelSim-Altera Starter Edition でシミュレーションを行うこともできます。
※ この方法は、Quartus II v14.1 におけるやり方です。他のバージョンでは、若干異なる可能性があります。

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