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Bhyst、Brp、Bopの意味はなんですか?

Hall ICは、磁束密度が多く変化してもすぐに出力電圧が変動しないようにヒステリシスループを持っています。
出力がHighの際、磁束密度がBopになると出力はLowになります。出力がHigh→Lowになる磁束密度をBop(動作磁束密度、Operation Point)と言います。
逆にLow →Highとなる磁束密度をBrp(復帰磁束密度、release poimt)と言います。BhystはこのBopとBrpの差となります。
チャタリングという現象は、ホールICに Bop 付近の磁束が印加されているときに、ノイズなどの影響で印加磁束密度が、Bop(=Brp)を超えたり、下回ったりして、スイッチが小刻みにON/OFFを繰り返す現象です。このチャタリングを防止するために、Bhystは十分な幅を持たせています。このBhystが小さければ小さいほど、より出力がスイッチングしやすく、大きければ大きいほどスイッチングしづらくなります。

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