Vcontrolピンの絶対最大定格は±28Vとなります。Vcontrolはデバイスの制御回路の電源ピンとなり、デバイスがレギュレーションを行うにはVcontrolを出力電圧より1.2V~1.4V以上高くする必要があります。

詳細の特性はデータシート4ページの”VCONTROL Dropout Voltage”をご覧ください。また、Vcontrolの電圧はドライブ回路の消費電力にも影響が出てきます。データシート16ページに“熱に関する検討事項”にドライブ回路の電力の計算方法が記載されていますのでご確認いただき、デバイス全体の発熱として接合部温度を満たすように設計をお願いします。

(2022年2月掲載）