IoT化で商品に付加価値を

そもそもIoTってなに?

近年、よく聞かれるIoT(Internet of Things)とは、どのようなものなのでしょうか?

ズバリ! IoTは、身の回りのモノがインターネットに繋がるということです。今まで、モノの近くに人がいないと確認/操作できなかったものが、遠く離れた場所から自在に扱うことができるようになるということです。

 

身近なもので考えてみましょう。例えば、駅や建物などの公共トイレ、ここもIoT化が始まっています。個室の利用状況、トイレットペーパーの残量、石鹸水残量、におい、など、トイレの状況をモニタリングすることによって使用状況に応じた清掃ができるようになるので、管理側からすれば作業者の負担軽減、工数削減につながり、一方、利用側としても、きれいなトイレを使えるということになります。

IoT化が身近になった例

機器のIoT化に必要な要素

では、次に機器のIoT化に必要な要素を考えてみましょう。

1. データ収集に必要なセンサー

先ほどのトイレの例を考えると、1つ目の必要な要素は「ドアの開閉」、「ぺーパー・石鹸残量」、「におい」の状態を知ることです。これらの状態を知るためにはセンサーと言われるものを利用します。

センサーは、光や音、湿度・温度、圧力、距離、加速度など、多種多様なデバイスがあります。

 

 センサーについて、詳しく知りたい方は以下もお読みください。

 ・センサーとは何か?

 ・温度センサーの主な種類と特性

 ・非接触検出が可能なセンサー

2. データを外部機器へ転送するための無線方式

センサーによって状態を知ることができたので、次は、遠く離れた場所へ情報を伝える経路が必要になります。

配線や設置の手間を考えるとIoTでは無線通信を利用することが多いです。無線通信規格は、よく聞かれるBluetooth®やWi-Fiの他にZigbee、Sub-GHzなど、多様な種類があります、IoTでは、どの無線通信規格を選定するかが重要です。

 

 無線について、詳しく知りたい方は以下もお読みください。

 ・IoT機器の通信はどれを選べばいいか?

 ・Zigbee(ジグビー)って何?

 ・Sub-GHz(サブギガ)って何?

 ・Sub-GHzメリット/デメリット

3. 悪意のある攻撃から機器を守るセキュリティー

データを送る際、注意しなければならないのが悪意のある攻撃から機器を守るセキュリティーです。機器の脆弱性を狙い、データの傍受や改ざん、なりすまし、などの危険性があります。近年、パソコンなどで知られているサイバー攻撃が、IoT機器でも大きな問題になっています。

 

 セキュリティーについて、詳しく知りたい方は以下もお読みください。

 ・IoT機器に求められるセキュリティー対策(公開準備中!公開次第メールにてお知らせします!)

 ・IoT機器に求められるセキュリティー設計(公開準備中!公開次第メールにてお知らせします!)

4. 取得したデータから傾向をつかみ、予測や提案などをおこなうための AI

IoTの世界でもAIの導入は進んでいます。IoT機器から日々のデータの検知、蓄積と大量の情報を収集し、分析する場面がありますが、単にデータを収集し集計するのではなくAIを活用し予測や提案をさせることによって製品の付加価値が生まれます。しかし、AIを活用するには、その情報を元に「AI技術によって何を実現し、どんな課題を解決したいのか」という目標設定が重要になってきます。

 

 AIについて、詳しく知りたい方は以下もお読みください。

 ・AIをビジネス活用する企業のリーダーが必ず持っている知識とは(公開準備中!公開次第メールにてお知らせします!)

 ・AI開発環境の作り方(公開準備中!公開次第メールにてお知らせします!)

 ・AIでカメラの画像を解析!IVAとは(公開準備中!公開次第メールにてお知らせします!)

IoT化で商品に付加価値を付けてみませんか?

現在、あらゆる場所でIoT化が進んでいますので、自社製品にも協業他社に真似できない付加価値を付けてみませんか?

◆トイレをIoT化

 トイレのIoT化は様々な社会実験がスタートしています。例えば、公共施設のトイレをIoT化して混雑状態を確認。空いているトイレへ誘導することで効率的な利用が可能になります。

トイレをIoT化

◆食品工場の温度管理をIoT化

 HACCPに沿った衛生管理の実施に伴い、温度管理をIoT化。人で不足の解消だけではなく、人為的なミスを防ぐことができます。

◆オフィスの空気質をIoTで可視化

 温湿度、照度はもちろんのこと、様々な環境センサーを使い、オフィスの環境をIoT化で数値として見ることができます。

◆建物の防災設備をIoT化

 災害を検出するセンサー端末も無線化すれば古い設備も、少ない設備投資で一新。建物の付加価値をIoT化で高めることができます。

 

 

電子・電気の専門の知識がなくても大丈夫!

私たち(専門のコンサルタント、エンジニアリングスペシャリスト)がお手伝いさせていただきます。

私たち「ものづくりコンサルティング」の取り組み

「お客様のアイデアを“かたち”に」をコンセプトとし、専門知識や電気設計の経験の無いお客様でもIoT導入のお手伝いをいたします。長年、半導体商社として培った幅広い知識と技術力、そして多くのソリューションパートナーと連携し、最適なご提案をさせていただきます。

 

弊社を利用するメリット

最後に、弊社を利用するメリットを挙げさせていただきます。

 

 ・センサーからセキュリティー、AIまで幅広い知見があります。

 ・各メーカーから直接、技術情報を得られるので、最新技術のノウハウがあります。

 ・50年にも及ぶ歴史の中で培った多くのソリューションパートナーと連携することができます。

 ・レポートだけにとどまらず、実現に向けた伴走型のサポートをさせていただきます。

 ・半導体商社という立場を生かし、お客様のご要求を優先した実現可能なご提案をさせていただきます。

 

是非、ご相談ください。

マクニカの「ものづくりコンサルティング」ご紹介(動画)

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