今すぐ試せる!環境センサーモニタリング

簡単!すぐに試せる

マクニカでは、オリジナル技術ブランド「Mpression(エムプレッション)」をはじめとして、半導体メーカーから提供される評価環境を活用するなどをして、ご検討中の方にとっては、原理試作と言われる機能検証を素早く実施できる環境をご提供しております。

 

今回、ご紹介するのはBLE(Bluetooth® Low Energy)を使ったIoTセンサーとBluetooth Routerを組み合わせ、広範囲のモニタリングを可能にする環境センサーモニタリングの例をご紹介します。半導体メーカーから提供される評価ボードと、マクニカで作成したサンプルファームウェアを組み合わせ、すぐに評価を開始することができます。

環境センサーモニタリング構成

Bluetoothの常識を翻すBluetooth Router

低消費で動作させるIoTセンサー端末はBluetoothを利用したものが多いですが、一般的にBluetoothは 1対1接続で通信距離が短いというイメージを持たれている方も多いと思います。このことは大規模施設での利用を想定した場合、大きな課題となります。

この課題に対し、Bluetooth Router を用いることで解決することができます。

BLEの課題を解決するBluetooth Router

Bluetooth Routerを使用することで通信距離と接続デバイスの課題

 

・300mを超える距離をサポート    “300+m”,

・3枚の壁を通す                            “3 Walls”,

・40個/ユニット接続可能               “40 Devices”

 

接続デバイスを選ばない

Bluetooth Routerは、一般的なBLEであればデバイスを選びません。今回使用したBLEモジュールは、バッテリーレスで周囲環境(温度・湿度)をセンシングし、BLE通信でセンサーから得たデータをレポートする機能を持っています。Bluetooth Routerを使えば、BLE機器の設定等は一切変更せずにネットワークに接続することができます。

応用事例

最後に、Bluetooth RouterとBLE端末を使った広範囲のモニタリングに最適な事例をご紹介します。

医療・介護・教育・フィットネス施設

部屋ごとの温湿度をリアルタイムに測定でき、血圧計、呼吸器、心拍計、血糖値計などのウェアラブル端末/機器が接続されていればリモートで集中管理することが可能です。

出退、校内アセット管理

教育施設では、医療・会議施設と同様に、ウェアラブル端末との組み合わせによって、生徒の出欠管理・健康管理、教員の出退勤管理、校内アセット管理などが可能です。

農業施設

空間内の温度や湿度、各センサーのIDデータを多数のBLEセンサーから吸い上げ、ビッグデータとして活用することができます。

新たな無線ネットワークや、BLEセンサーの組み込みをご検討中の方、是非ご相談ください。

お問い合わせ

新規市場開拓、新製品開発を推進するため、製品・サービスを電子化、IoT 化することを ご検討している企業様には、最適な製品選定から、導入方法まで、わかりやすくご説明させていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

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