概要

こちらの記事は、ウィンボンド・エレクトロニクス社のプレスリリースを掲載しております。

 

台湾台中発 - 2022年8月31日 - 半導体メモリーのリーディングサプライヤーであるウィンボンド・エレクトロニクス株式会社は本日、TUV NORDからISO/SAE 21434 “Road vehicle - Cybersecurity engineering” 国際標準規格に準拠する自動車サイバーセキュリティマネジメントシステム(CSMS: Cyber Security Management System)認証を、メモリーメーカーとして世界で初めて取得したことを発表しました。

 

ISO/SAE 21434は、車載システムをサイバー攻撃から守るための要求事項を規定し、自動車とその安全性を保護・維持するための国際標準規格です。この規格は、自動車システムのコンセプト、開発、生産、使用、廃棄の各段階で必要とされる基準を概説しています。多くの自動車メーカーとその部品サプライヤーは、サイバー脅威の管理方法を大幅に改善するために、この規格を必須としています。車載Electrical & Electronic (E/E)システムを構成するマイクロコンピューターやインターフェースといった周辺コンポーネントに適用され、自動車業界はこの規格を満たし、サイバー脅威に対して必要な保護を提供できるデバイスを採用する必要があります。

 

TUV NORD CERTの機能安全&セキュリティ シニアバイスプレジデントのMatthias Springer氏は、「ISO/SAE 21434に準拠したサイバーセキュリティ管理システムの導入と認証により、ウィンボンドは総合的なセキュリティアプローチの実装においてさらなる重要なマイルストーンを達成しました。これは、自動車のような重要なセクターのすべてのOEMとサプライヤーに強く推奨できるものです」と述べています。

 

ウィンボンドは、メモリーメーカーとして初めてこのCSMS認証を取得しました。同社のTrustME(R) W77Qセキュアフラッシュメモリーは既に、SGS BrightsightおよびSGS-TUV Saarから、コモンクライテリアEAL2とISO26262 ASIL-C Readyの認証を取得しています。TrustME W77Qセキュアフラッシュメモリーは、業界で認められた権威のあるセキュリティおよび安全性認証を取得しており、車載アプリケーションにおける安全性とサイバーセキュリティの新たな要求を同時に満たすことができます。また、シリアルNOR、QspiNAND、OctalNANDなどのコードストレージ用フラッシュメモリーは、ISO26262 ASIL-B Ready認証を取得しています。

 

また、ウィンボンドは、長期サポートを必要とする車載向け製品に、ウィンボンド製品長期サポートプログラム(WPLP/Winbond Product Longevity Program)を提供しており、世界中のお客様に安心してご利用いただいております。

お問い合わせ

本内容に関して、ご質問などありましたら以下よりお問い合わせください。

メーカー情報Topへ戻る

Winbondのメーカー情報Top ページに戻りたい方は以下をクリックください。