Vicor Corporationは、9月16日にマサチューセッツ州ウスターのポーラーパークで、マサチューセッツ州製造拡張パートナーシップ(MassMEP)より年間最優秀メーカーに選出されました。マサチューセッツ州アンドーバーに世界初のConverter housed in Package(ChiP™)製造工場を拡張後、Vicorはマサチューセッツ州の製造業リーダーとして認知されています。

「この度、優れた製造能力を認められたことを大変光栄に思っています」とオペレーション事業部バイス・プレジデント Mike McNamara 氏は、述べています。「Vicor社は、高性能・高密度パワーモジュールの先進的なPower on Package(PoP)技術を革新してきました。これを可能にしたVicorの多くの人々を代表して、この賞を受賞できたことを光栄に思っています。」

Vicor社は40年以上にわたって、高性能・高密度のパワーモジュールを米国マサチューセッツ州のアンドーバーとロードアイランド州のリンカーンで製造しています。最近完成したアンドーバー工場の拡張は、高密度パワーモジュールにおける Vicor の継続的なリーダーシップを反映し、需要の増加に対応するための技術革新、自動化、生産能力増強の継続的な推進を明確に示しています。この拡張は、自動車の電動化、高性能データセンター、高度なロボット工学などの高成長市場をサポートするVicorの長期事業戦略に不可欠なものです。

「当社の新しいChiPファブは、拡大するアプリケーションや顧客のエコシステムに必要な拡張性を備えた高密度パワーモジュールの需要をサポートできる世界初のパワーモジュールファウンドリーです」とMcNamara氏は述べています。「当社の製造プロセスにより、短いサイクルタイムと優れた品質で、コスト効率よくパワーモジュールを製造することができます。」

この新しい垂直統合型の ChiP ファブでは、半導体ウェハーファブと同様の独自の技術が採用されています。特許取得済みのプロセスは、より高密度なパワーシステムソリューションを可能にし、Vicorの差別化を実現しています。

アンドーバー、Federal Street 400番地 にある、

世界初の ChiP (Converter housed in Package) の製造工場となる「ChiPファブ」

2022年5 月、Vicor はマサチューセッツ州アンドーバーに8,826㎡の最新製造施設を開設しました。このパワーモジュール製造施設は、急成長する自動車の電動化およびデータセンター/AI産業からの需要をサポートするために作られ、世界初のChiP™(コンバータ内蔵型パッケージ)ファブとなっています。

Vicor は、顧客の需要をサポートするためだけでなく、持続可能性を視野に入れ、一つ屋根の下でメッキを含む全製造工程を管理し続けるために、独自の製造プロセスを構築しました。半導体のようなアプローチから自動化、持続可能性の重視まで、Vicor は卓越した製造に注力しています。