Vicor、マサチューセッツ州 アンドーバーにて電源モジュール製造工場をオープン

2022年5月18日、Vicorが新設した最先端の電源モジュール製造工場のオープニング記念式典がおこなわれました。式典にはマサチューセッツ州や地域自治体の関係者、Vicorの社員及びマネージメントが出席しました。

Vicor独自の電源モジュールパッケージである ChiP (Converter housed in Package) の製造工場となる「ChiPファブ」は、すべて自動化された初の工場であり、生産性が高くスケーラブルな電源ChiP製造を米国内で実現します。Vicorは、お客様のさらに高度な電源要件を満たすため、高性能な電源モジュールを用いた電源システムソリューションの提供に向けて、重要な一歩を踏み出しました。

「当社の新しいChiPファブでは、サイクルタイムが短く柔軟な生産能力を持つウェーハ状のパネルに、高電力密度モジュールを製造するために必要なすべての工程を統合しました。」と、Vicorのオペレーション事業部 バイス・プレジデントのMike McNamaraは述べています。

5/18 午前10時、マサチューセッツ州 アンドーバー、Federal Street 400番地にてテープカット・イベントを開催。

ChiP(チップ) 製造工場の新設により、お客様の拡大している需要に応えていく。

製造拠点を米国本社の近くに置き、技術革新をリード

Vicorは41年にわたり、アンドーバー本社近傍に製造拠点を置き、世界のパワーエレクトロニクス業界において電源メーカーとして技術革新に努めてきました。そのような中で、この度のChiPファブ新設を心より嬉しく思っています。垂直統合された新しい ChiPファブでは、特許取得済みの製造プロセスを採用しており、最高レベルの電力密度かつ、エネルギー効率に優れたソリューションを実現することで、Vicorの電源モジュールのさらなる差別化を図ります。

VicorのChiPは、半導体ウェーハ製造に類似した工程を経てパネル上に製造されます。

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