Vicorの高電圧BCMで給電する、高度なホバリングが可能な通信・監視システム

Vicor Corporation(本社: 米国マサチューセッツ州、CEO: Patrizio Vinciarelli、NASDAQ上場:VICR、以下: Vicor)は、有線ドローンを開発しているDragon Pictures Inc.(本社:米国ペンシルバニア州、CEO:Michael W. Piasecki、以下:Dragon Pictures)と協業したことを発表しました。

Dragonfly Pictures Inc.は、米国の小型回転翼の無人航空機(UAV)の業界リーダーです。堅牢で低コストのUAVを開発し、革新的な回転翼航空機の設計技術、広範なテスト知識を持ち、米軍へUAVを供給しています。監視・偵察活動(ISR)と、通信、ビデオアプリケーションのための、通信タワーを有線ドローンで瞬時に構築します。 RFアンテナを搭載したUMARドローンは、船舶無線の見通し距離を約13km(8マイル)から最大48km(30マイル)まで延ばすことができます。


20分ごとのバッテリー交換が必要なバッテリー駆動のマルチロータードローンと異なり、有線ドローンはベースステーションと接続されたワイヤーを通して電力を受け取るので、何時間でも、何日でも飛行を続けることができます。 Dragonfly Picturesの有線マルチロータードローンは、船やボート、トラック、無人艇、無人地上車両などに搭載した、移動式のホストプラットホームを追従するように設計されています。

800Vの高電圧で給電される有線ドローン内部に使うDCDCコンバーターは、出来る限り小型で軽量にする必要があります。電力変換のコンポーネントのサイズを小さくすることで、別の付加価値のあるコンポーネントを搭載することができます。ハイレベルな電源回路の課題に対して、Dragonfly Picturesでは、Vicorの薄型のVIA™パッケージのハイボルテージBCM®を使うことで、UMARの内部で、高効率(98% ―わずか2%の損失)で800Vから50Vに電圧変換します。

VicorのBCMは、本質的に高調波ノイズが無く、本体内部に組み込まれたフィルターの効果と合わせて、EMIノイズを非常に小さくすることができます。そのため従来のDCDCコンバーターの場合と比べて、サイズと重量を減らすことができます。

資料ダウンロード

お問い合わせ

本プレス記事に関してご質問などありましたら、以下より問い合わせください。

Vicor メーカー情報Topへ

Vicorメーカー情報Topページへ戻りたい方は、以下をクリックください。