
バッファー+レベルシフター機能を統合可能!外部ピンのH/L切替による÷2、÷4分周機能も!
ユニバーサルクロックバッファー Si5330x シリーズのご紹介
製品概要
Si5330xシリーズは、低ジッターで様々なフォーマットに対応したクロックバッファーです。2~10chのラインアップがあり、また、機能の有無に応じて最適な型番を選択可能です。LDOが内蔵されており、電源ノイズ除去において高いパフォーマンスを持つため、外付けの構成要素を省き、実装面積縮小につながります。そして、外部入力ピンによるHigh/Low切替と、レベルシフター機能により、様々な出力クロックフォーマットを選択可能です。
※詳細については、後述する型番表やデータシートを参照いただき、本記事をSi5330xシリーズの型番選定にご利用ください。
製品特長
1. 低ジッター付与 50 fs rms(入力周波数625MHzのとき)
2. 2~10chのラインアップ
3. 対応可能な入力フォーマット (LVPECL, Low-power LVPECL, LVDS, CML, HCSL, LVCMOS)
4. 入力可能周波数範囲:1MHz~725MHz
5. バンクごとに個別の設定が可能 (分周機能, フォーマット変換, アウトプットイネーブル, レベルシフター)
6. 2つの入力信号に対して1つのマルチプレクサーで入力選択、変更可能
7. Loss of signal(LOS)による入力信号の状態確認
8. 3パターンの分周機能 (÷1, ÷2, ÷4)
9. 動作温度範囲 TA -40~85℃

出力フォーマットの選び方
Si5330xは、外部入力ピン(SFOUTx)へのHigh/Low/Open(Middle)* レベルの切替やVDDOX入力電源により、以下表のとおり、各バンクごとに様々な出力クロックフォーマットを選択可能です。
また、EMIを低減させたい場合はVDDOの値によって4パターンのLVCMOSにおけるドライブ電流値を設定できます。
*Open: SFOUTxピン内部にPull-upとPull-down抵抗が内蔵されているので、Open時のSFOUTxピンの電位はVDD/2、つまりHigh(VDD)とLow(GND)の中間(Middle)レベルになります。

分周機能
Si53301/02/03/08の追加機能として、各バンクごとに分周器が存在し、3パターンの分周比を外部入力ピン(DIVx)により選択可能です。具体的は以下表のとおり、プルダウン接続時は÷2、プルアップ接続時は÷4、未接続(Open)時は÷1となります。一般的なクロックバッファーのように、特に周波数は変更せずに入力=出力クロック周波数で使いたい場合、DIVxピンはOpenにしてください。

製品詳細
より具体的な製品の詳細を知りたい場合は、下記データシートをご確認ください。
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