製品概要

ボタン、タッチディスプレイ、スイッチなどの用途に使用可能な製品です。物理的な圧力が掛からない限り誤検出がないというのが大きな特長です。本製品のメリットは、さまざまなインプット方法、環境、材質や厚みに対応している点です。例えば、工場にて作業員の方がグローブをはめた状態、対象物が濡れていたり、埃などで汚れていたりしてもセンシングすることが可能です。材質と厚みについてもプラスチック、金属、ガラス、木材など幅広く対応しています。また、車載規格に対応した製品も用意していますので、さまざまなアプリケーションで検討可能な製品です。

本製品は、センサー単品、アナログフロントエンド単品、もしくはセンサーとアナログフロントエンドを1パッケージにした状態で提供可能です。

主な特長

• 高感度
• リニアリティー
• 低消費電力
• 小型

MEMS Force Sensorとその他方式との比較

表1は、静電容量式 (Capacitive Switch) や赤外線 (IR)、機械式スイッチ (Mechanical Switch)と比較したものをまとめています。表1から、さまざまな用途、環境で使用可能なことが分かります。また、チューニングの感度、RF, EMI Immunity などの観点でも、他の方式と比べて、メリットがあることが分かります。

また、Qorvo社 MEMS方式とその他の方式で、精度（図1）、統一性（図2）の観点で比較しました。比較対象として、静電容量式 (Capacitive Switch) やひずみゲージ (Strain Gauge)、ピエゾ方式 (Piezo)をあげてします。図1、図2をみても、Qorvo社 MEMS方式が優れていることがわかります。

さまざまな実装方法に対応

Qorvo社 MEMS Force Sensorは、さまざまな実装方法に対応しています。実装方法のイメージは下図の通りです。

実装方法1：タッチ表面の真下にラバー、センサー、基板の構成

実装方法2：タッチ表面の真下にラバー、基板、センサーの構成

実装方法3：タッチ表面の真下に基板、センサーの構成

使用用途

・ボタン

・タッチディスプレイ

・スイッチなど

評価ボード

Qorvo社 MEMS Force Sensorを評価する評価ボードを用意しています。評価用のセンサー基板をセンシングしたい対象物にあてて、どのようにセンシングしているかを専用のソフトウェアにて確認することが可能です。このソフトウェアでは、感度などを調整し、お客様が実際に使用する用途に合わせて検証することが可能です。

お問い合わせ / お見積もり

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