新しい TOPSwitchGaN IC により出力電力が 2倍超に拡大し、システムコスト、複雑さ、設計時間を削減
2026年3月23日、サンアントニオ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤー) -- APEC 2026 発:高電圧電力変換用 IC で業界をリードする Power Integrations は、フライバック・トポロジーにおける画期的な技術を発表しました。これにより、フライバック・コンバーターの対応電力は 440W まで拡張され、従来はより複雑な共振型や LLC 方式が必要とされていた領域にも対応できるようになります。新しい TOPSwitchGaN™ フライバック IC ファミリーは同社の画期的な PowiGaN™ 技術と代表的な TOPSwitch™ IC アーキテクチャーを融合し、これにより、簡素化し、多くの用途でヒートシンクを不要にし、開発期間の短縮、生産性の向上、システム全体のコストを低減します。
Power Integrations の製品マーケティング担当ディレクター、Silvestro Fimiani 氏は次のように述べています。「これは単なる製品の進化ではなく、エンジニアの電源設計へのアプローチそのものを変える本質的な転換です。出力電力の増大に伴い、設計者は長年にわたって LLC のような共振型トポロジーへ移行せざるを得ませんでした。TOPSwitchGaN によって、これまでフライバック方式では実現できなかった電力帯にまで適用範囲を広げることができ、エンジニアははるかにシンプルな構成で高効率と高性能を両立することが可能になります。」
TOPSwitchGaN IC は負荷率 10% から 100% までの全域で 92% の効率を実現し、待機時および電源オフ時の消費電力を 50mW 未満に抑えることで、欧州 ErP (Energy-related Products) 規制を十分にクリアします。高機能家電、e-bike 用充電器、産業機器用途に最適な選択肢となっています。
PowiGaN スイッチはシリコンに比べて RDS (ON) を大幅に低減し、これにより導通損失が抑えられ、フライバック・コンバーターの電力対応能力を大きく向上させます。新製品には 800V PowiGaN スイッチを搭載しており、優れたサージ耐量と低いスイッチング損失を両立しています。そのため、最大 150kHz のスイッチング周波数で動作でき、トランスの小型化が可能になります。
無負荷時消費電力は、ラインセンシング込みでも 230VAC で 50mW を大きく下回ります。さらに、230VAC で入力 300mW 時には最大 210mW の出力電力を確保できるため、機器の待機モード時に必要なハウスキーピング機能を動作させることが可能です。
Fimiani 氏はさらに次のように述べています。「小型パッケージにオフライン電源用スイッチャーを初めて実現し、1994年以降累計で数十億個を販売してきた TOPSwitch は、電力変換における革新の代名詞となってきました。エンジニアは TOPSwitch の高効率と使いやすさを高く評価しており、その利点が今回さらに幅広い設計に広がります。TOPSwitchGaN は、これまでフライバック方式では考えられなかった 440W まで対応電力を拡大し、従来はより複雑なトポロジーが必要だった用途にもフライバック方式を広げられます。」
新しい IC は、2種類のパッケージ・オプションで提供されます。超薄型設計向けには、低背型の eSOP™-12 表面実装パッケージを用意しており。ヒートシンクなしで最大 135W (85~265VAC) を実現し、家電用途に適しています。縦型の eSIP™-7 パッケージは、PCB 占有面積を最小限に抑えながら、TO-220 パッケージ部品と同等の熱インピーダンスを可能にします。金属製ヒートシンクをシンプルなクリップで取り付けることで、電動工具、e-bike、ガレージドア開閉装置などの用途でも拡張された電力レンジに対応できます。TOPSwitchGaN IC は TinySwitch™-5 オフライン電源用スイッチャー IC とピン互換であるため、設計者は 10W から 440W までの幅広い用途で同じ設計手法を活用可能です。
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