TinySwitch-5 の新しいガイドとデザイン例でフライバック設計を加速する
最新の TinySwitch-5 スイッチング電源用 IC ファミリーは、ダイオード整流とフォトカプラーフィードバックを使用した基本的なフライバック電源設計のための新しい標準を打ち立てます。これにより、最大出力電力はオフラインで 175W に、力率改善回路との組み合わせで 190W に増加する一方で、最大負荷時に 92% までの効率を実現します。 Power Integrations は、設計の開始に役立つよう、包括的な設計ガイド (AN-112) およびいくつかの新しいデザイン例を発表しました。
■ DER-1027 – 120W 産業用途向け絶縁型フライバック
・無負荷消費電力 < 80mW
・最大負荷時の効率 > 91%
■ DER-1017 – 12W 家電製品向け絶縁型フライバック
・無負荷消費電力 < 50mW
・最大負荷時の効率 > 88%
■ RDR-1016 – 26.5W デュアル出力、絶縁型フライバック
・無負荷消費電力 < 50mW
・最大負荷時の効率 > 87%
・評価キット
■ DER-1040 - 36W 家電製品向け絶縁型フライバック
・無負荷消費電力 < 60mW
・最大負荷時の効率 > 88%
最先端の制御エンジンを搭載した TinySwitch-5 デバイスは、軽負荷時においても効率を最適化し、負荷 1% 時に最大効率 87% を実現します。 これにより、電源は EUの ErPが定める入力待機電力 300mWの制限に準拠しつつ、220mW の出力電力を供給することができます。TinySwitch-5 IC は、最大出力電力を実現するためのスルーホールパッケージと、基板放熱を活用するヒートシンクを用いない設計を実現するための表面実装パッケージオプションを利用可能です。 後者には、ヒートシンクなしで最大 75W 出力可能な、熱性能に優れた eSOP™-12 パッケージがあります。
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