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TinySwitch-5 は従来のフライバックアーキテクチャーで、最大出力 190W を実現し、効率は 92%

出荷個数 60億個を誇る、Power Integrations を代表する TinySwitch 製品ファミリーは、電源設計に最適なスイッチング電源用 IC として定着しています。 基本的なダイオード整流およびフォトカプラーフィードバックを使用するこの製品ファミリーは、20年以上にわたって設計の簡素化と信頼性の基準を確立してきました。 そして今、この新しい TinySwitch-5 デバイスは、最大出力電力が増加し、オフラインで 175W、力率改善との組み合わせで 190W を実現しています。また、それと同時に最大負荷時の効率は最大 92% で、すべて回路図を変えることなく実現しています。

TinySwitch-5 IC は、優れた制御エンジンを搭載しています。これは 1% 負荷時の効率が最大 87% で、軽負荷時においても、スイッチング周波数およびサイクルあたりのエネルギーをシームレスに調整して効率を最適化します。 これにより電源は、ディスプレイ、制御、通信機能のために待機時に最大 220mW の出力を実現する一方で、欧州連合 ErP で義務付けられている 300mW の待機時消費電力の制限が課される家電メーカーのニーズに適合することができます。

TinySwitch-5 デバイスは、最大の出力電力を得るためのスルーホール パッケージと、基板放熱機能搭載でヒートシンクを用いない設計に向けた表面実装パッケージが用意されています。 また、表面実装オプションには、熱性能に優れたパッケージが含まれ、これは最大 75W の出力をヒートシンクなしで実現します。 さらに、入力低電圧および過電圧保護機能により、主電源の不安定な地域で使用する場合でも安定性が確保されます。

TinySwitch IC は、Power Integrations の、受賞歴のある EcoSmart 技術を搭載した最初の製品で、待機時電力を削減することにより、1998年以来、推定 200TW 時の電力を節約してきました。 TinySwitch-5 は、全負荷範囲にわたって高効率を実現し、利用可能な電力を劇的に増加させた一方で、家電製品、コンピューター、通信機器、産業用機器および医療機器用のバイアス電源および補助電源に向けた設計のシンプルさを維持することにより、伝統を受け継いでいます。

製品資料関連

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