
NVIDIA Data Center GPU
NVIDIA Data Center GPUは、要求の厳しい HPC等のワークロードを高速化し、データサイエンティストや研究者は、エネルギー探査からディープラーニングまで、幅広いアプリケーションで、従来の CPU よりもはるかに高速に数ペタバイトのデータを解析できるようになります。
NVIDIA Data Center GPU 製品一覧
NVIDIA Data Center GPUは、コンピューティング向けとグラフィックス向けに、2つの製品群があります。
コンピューティング向け

コンピューティング向け製品は、マルチインスタンスGPU(MIG)に対応しており、1つのGPUを最大7つ(NVIDIA A100/NVIDIA H100)に分割してご使用することが可能です。
NVIDIA マルチインスタンスGPUの詳細は こちら

グラフィックス向け

グラフィックス向け製品は、NVIDIA RTX™製品に搭載のレイトレーシング(RT)コアを搭載しています。

NVIDIA Data Center GPU と NVIDIA RTX の 違いは?
ファン・冷却機能
NVIDIA RTX製品はActive Coolingでファンを搭載していますが、NVIDIA Data Center GPUはPassive Coolingでファンを搭載しておらず、サーバー本体に冷却機能が必要となります。Data Center GPUは、ファンを搭載しないことで故障のリスクを低減しており、GPUカードの入れ替えが難しいデータセンター等でのご利用には、 Data Center GPUがおススメです。


メモリーサイズ と メモリ帯域幅
大量のデータを扱うAI学習フェーズでは、GPUメモリーへのデータ転送を大量に行うため、対応するメモリーサイズとメモリー帯域幅が非常に重要な要素となります。NVIDIA Data Center GPはメモリーサイズ・メモリー帯域が大きくAI/HPCに最適な製品です。 NVIDIA Data Center GPU と NVIDIA RTX を比較した表は下記の通りです。
NVIDIA H100 (PCIe) |
NVIDIA RTX™ 6000 Ada 世代 |
|
Memory Size |
80GB HBM2e |
48GB GDDR6 |
Memory BW(GB/s) |
2000 |
960 |
Interconnect |
PCIe Gen5 |
PCIe Gen4 |