シンセサイザーモジュール　WSシリーズ - NF回路

製品概要

WSシリーズは、広範囲な周波数で、高確度・高安定の信号を生成可能な信号発生モジュールです。全4モデルをラインナップし、多機能タイプの2モデルでは任意波形出力が可能で、変調やシーケンス動作にも対応しています。
36ピンDIPの2モデルは、モジュール間同期により、多相信号出力が可能です。

製品特徴

・周波数設定範囲：44.4 nHz～10 MHz
・周波数確度：±25 ppm
・周波数温度安定度：±2 ppm
・ひずみ率：0.01%以下typ.
・振幅分解能：14 bit
・出力波形：正弦波、三角波、ランプ波、方形波、任意波
・発振モード：連続、ゲート、トリガー、バースト、スイープ、変調（AM、FM、OM）
・シーケンス動作
・モジュール間同期
・外部クロック同期
・片電源・両電源駆動

シンセサイザモジュール WSシリーズとは

WF・DFと同じDDS (Direct Digital Synthesizer) 方式を採用した組込用の信号発生モジュールです。デジタル処理により、アナログ発振器モジュール(CGシリーズ)よりも信号生成に関する多くの機能を搭載しています。計測器に劣らない高品位な信号を生成します。

計測器に劣らない、安定した性能

高安定、低ひずみな特性

0～40℃では±0.2%以下の安定度

アナログ発振器モジュールにも匹敵する低ひずみ

広範囲な周波数・温度で、高確度・高安定の信号を生成

広い温度範囲で±0.2ppm以内の安定した周波数を出力

アナログ発振器モジュールに匹敵する低ひずみ

設計工数の削減が可能

WSシリーズは、一般的なモノシリックICと比較して、小型のデュアルインラインパッケージ（DIP）に周辺回路も含めて一体化されているので、回路設計や基板設計の効率化を図れます。

WSシリーズ

一般的なモノリシックIC　DDSを使用した例

周辺回路の設計が必要

ラインナップ

	正弦波、シンセサイザーモジュール	波形選択、シンセサイザーモジュール	多機能シンセサイザーモジュール（2021年1月発売予定）
型式	WS-107P3	WS-210P3	WS-151S3	WS-251S3
周波数設定範囲	10 mHz～10 MHz	1 mHz～10 MHz	44 nHz～10 MHz	44 nHz～10 MHz
周波数設定	バイナリー設定	バイナリー設定	シリアルインターフェース	シリアルインターフェース
振幅確度	±6%	±1%	±6%	±1%
波形	正弦波	正弦波、三角波、ランプ波、方形波	正弦波、三角波、ランプ波、方形波任意波	正弦波、三角波、ランプ波、方形波任意波
発振モード	連続、ゲート	連続、ゲート	連続、ゲート、トリガー、バースト	連続、ゲート、トリガー、バースト
モジュール間同期波形同期パルス出力	－	〇	－	〇
位相制御	－	0°、90°、120°、240°	－	任意
変調・スイープ・シーケンス	－	－	〇	〇
サイズ	24ピン DIP	36ピン DIP	24ピン DIP	36ピン DIP