Timberwolfとは？

Microchip社は1973年からボイスビジネスをスタートし、1990年代にはエコーキャンセラーに注力してきました。Timberwolfプラットフォームは、Microchip社が誇る第三世代の高性能オーディオ プロセッシング デバイスになります。これまで培ってきた、エコーキャンセラー、ノイズキャンセラー、ビームフォーミングなどの機能を駆使し離れた距離からの自動音声認識(ASR)アシストも可能にします。

また、言語を使用せずにプラットフォームを構築することが可能で、迅速にマーケットに参入することができます。

Timberwolfの機能

Timberwolfの機能は以下の通りです。

デバイス内部にDSPを搭載しており、Microchip社から提供するFirmwareを入れ替えることで、様々な機能をサポートすることが可能です。

図1 Timberwolf機能

ターゲットアプリケーション

Timberwolfデバイスは、受話・送話両方の制御が可能で、ダブルトーク時(双方向通話)もクリアな音声処理が可能です。よって、IoTやホームセキュリティー、ウェアラブル端末等、音を必要とする様々なアプリケーションに最適なデバイスです。

・ドアホン

・電話会議システム

・IPカメラ、監視カメラ

・セットトップ・ボックス

・ドローン

図2 Timberwolfのアプリケーション

デバイスの設定もsoftwareによるプログラミングは不要で、GUI制御によるコンフィグレーションが可能です。

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