
M1シリーズとは?

自動運転技術の導入に向け、車内コックピットの内装品や、新たなHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)の新規開発を進めている方もおられるのではないでしょうか。自動車の電子化・情報化に付随して、自動運転技術を実現させるためには、多くの安全規格や情報漏洩に対する各種セキュリティ機能が求められいます。
Micrcohip社では、多点タッチを実現する静電容量型コントローラーIC"maXTouch"シリーズの新たな製品として、
新時代の自動車をターゲットに、新たにmaXTouch "M1シリーズ" を発売中です。
Microhip社ではIC単品ではなく、デバッグツールや各種メーカーの紹介といった、市場投入までのサポートをトータルパッケージとして提案できます。
M1シリーズの特徴
"M1シリーズ"は、従来のmaXTouchシリーズと比較して、新たに多くの機能を搭載した製品です。
(通常のmaXTouchシリーズ概要に関してはこちらのページを参照してください)
・Firm Wareを変更することなく、タッチセンサに使用するのセンサー本数の縦横比を変更可能
(正方形から横広なセンサーまで1チップで対応可能)
・自動車安全規格「ISO26262 ASIL-B」対応あり
・通信インターフェース:I2C(最大3.4MHz)、SPI(8MHz)をそれぞれ2つずつ装備
・曲面・湾曲タイプの「LCD」 or 「OLED」ディスプレイへの使用可能
・フロントパネルの厚みが不規則なセンサーへ対応可能

1チップで1:1の正方形から、一般的な16:9のディスプレイ、5:1の横長ディスプレイまで、ファームウェアの変更なしに対応可能
”1296M1”の主な製品仕様
■最大センサー数:72本(Rx/Tx)の専用タッチスクリーンチャンネル装備
・最大1296Nodeまで対応可能
・Rx・ Txラインの割り当てを最大24chまで変更可能
■通常のタッチスクリーンセンサ以外の補助ラインを装備
・Self & Mutual capacitance両方のタッチ形式に対応可能
・タッチスクリーンとは別に、Mutual capで最大16点、もしくはSelf capで最大8点までタッチキーを設定可能
■通信インターフェースとして、様々な信号を入出力可能
・I2C:マスターノードとして通信可能
・I2C / SPI通信用の、2つの通信口を装備
・ディスプレイライト・Hptic制御のための最大2つまでPWM信号を出力可能
■より強化された静電容量式タッチエンジン(CTE)を装備
・ノイズ耐性・レスポンスタイムの向上のため、高SNR信号を出力
・OLED向けに対応できる負荷容量を向上
・RF Emission対応のためのDAC制御のTxパルス波形整形可能
詳細製品情報
下記URLは、MXT1296M1の製品詳細・評価ボードなどのMicrochip Technology社の製品ページになります。
製品最新情報は下記URLをご参照ください。
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