新製品 PIC18Q84ファミリー

安全性、通信等、進化を続ける車載応用における広い帯域幅と柔軟なデータレートの要求に対応し、また先進運転支援システム(ADAS)の開発を支援するため、MicrochipTechnology Inc.(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 吉田洋介 以下 Microchip 社)は本日、CAN FD(Controller Area Network Flexible Data-Rate)通信をサポートした初めての PIC18 マイクロコントローラー(MCU)である PIC18 Q84 ファミリーを発表しました。CPU の介在を必要とせずに各種タスクを処理できる様々な CIP(コアから独立した周辺モジュール)を備えた PIC18 Q84 ファミリを使うと、CAN FD ネットワークに接続する時間とコストを節約できます。

車載に特化した8bit MCU

本ファミリーは、ゲートウェイも高度なネットワーク スイッチング技術も使わずセンサーデータを簡単にCAN FDバスに送れるソリューションです。さらに、CIPを使う事で車載および産業用設計向けにほぼゼロレイテンシのハードウェア ベースのカスタム機能を簡単に作成できます。コードを追加する必要はありません。自動メモリースキャン機能付き32ビットCRC(巡回冗長検査符号)生成器、機能安全のためのウィンドウ式ウォッチドッグ タイマ(WWDT)、業界標準テスト/デバッグ実装用JTAG (Joint Test Action Group)インターフェースなどの周辺モジュールを内蔵しています。

ターゲットアプリケーション

  • ボティーアプリケーション向けメインMCU
  • インフォテイメント向けサブMCU
  • セイフティー向けサブMCU

開発環境も準備

PIC18 Q84 ファミリー向けにハードウェアおよびソフトウェアによるサポートを提供します。ハードウェアはCuriosity Nano 開発ボードと Curiosity HPC (High Pin Count)開発ボード、さらに車載ネットワーク開発ボード等で使えるプラグイン モジュール(PIM)も提供します。ソフトウェアは MCC (MPLAB® Code Configurator)でサポートします。

マクニカでは上記の開発環境のセッティングおよび使用方法をハンズオンセミナーにてレクチャーも可能です。
ご興味を持っていただけましたらお気軽にコンタクトください。

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