本動画(8分8秒)では、インテル® Agilex™ FPGA の「SmartVID」をご紹介します。
「SmartVID」は半導体の製造ばらつきによるデバイスのマージンを個別に最適化して、パフォーマンスを維持しながら消費電力を削減する手法です。
動画の概要
インテル® Agilex™ FPGA について

インテル® Agilex™ FPGA は、前世代 FPGA(インテル® Stratix® 10 FPGA)と比べて 平均 45% 高性能、または最大 40% 消費電力を削減します。
<Agilex™ FPGA の特徴>
・第 2 世代 インテル® Hyperflex™ FPGA アーキテクチャー採用
・DSP ブロックは最大 40 TFLOPSの浮動小数点性能
・外部メモリーは、DDR5 や 広帯域幅メモリー(HBM)、インテル®
の Optane™ パーシステント・メモリーをサポート
・データ転送は インテル® Xeon® プロセッサーへの CXLコヒーレント・
インターフェースと PCI Express Gen5、最大 116Gbps XCVR
データレートをサポート
Agilex™ FPGA の SmartVID

SmartVID は、半導体の製造ばらつきによるデバイスのマージンを個別に最適化し、パフォーマンスを維持しながら消費電力を削減します。
Topの動画にて、SmartVID の動作イメージを紹介していますのでぜひご覧ください。
Agilex™ FPGA の製品コード

SmartVID をサポートする Agilex™ FPGA の製品コード(型名)です。
SmartVID はロースタティックパワーの ”-4スピードグレード” を除く
すべての Agilex™ デバイス ファミリーのすべてのスピードグレードで提供されます。
スピードグレードとパワーのオプション

SmartVID は右図の赤枠で囲まれたグレードのデバイスでサポートされます。
SmartVID ではない、固定電圧デバイスはロースタティックパワーの -4スピードグレード のみとなっています。
開発ソフトウェアでの SmartVID の設定

SmartVID に必要なすべての接続は、回路基板とインテル® Quartus® Prime ソフトウェアで設定する必要があります。
右図は SmartVID のためにインテル® Quartus® Prime ソフトウェアでおこなう主な設定画面となります。