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BRIGHTLANE™シリーズとは?

BRIGHTLANE™は、インフィニオン社が2025年にMarvell Technology社より買収した車載用のEthernetのPHYやスイッチのシリーズ名となります。

標準デジタルCMOSプロセスに基づいて構築されたBRIGHTLANE™ 車載PHYソリューションは、IEEE 802.3ch (2.5G/5G/10GBASE-T1) IEEE 802.3bp (1000BASE-T1)、IEEE 802.3bw (100BASE-T1)などのグローバルなEthernet規格に準拠し、高度なゾーンアーキテクチャに求められる高性能な接続を保証します。すべてのMulti-Gigabit PHYは高速データ伝送を可能とし、単一の平衡ツイストペアケーブル上で物理層機能を実装するために必要なアクティブ回路を備えているため、配線の複雑さが軽減されます。堅牢な設計により、電子制御ユニット、カメラ、センサー、コントローラー間のシームレスな動作が保証され、コネクテッドカーに必要なデータバックボーンをサポートします。

製品特徴

  • 低消費電力
  • グローバルなEthernet規格に準拠
  • スケーラブルなラインナップ
  • 優れたEMC特性、ESD耐性
  • AEC-Q100規格に準拠
  • ASPICE Level 2 認証取得
  • ISO 21434 サイバーセキュリティ認証取得

製品ラインナップ

100BASE-T1 PHY - センサー/末端ECUを支える100Mbps通信

100BASE-T1 PHYは、IEEE 802.3bwに準拠した100MbpsのSingle Pair Ethernet(単線ツイストペア)向けPHYです。従来のCANやLINに代わる高速通信基盤として、センサーや小規模ECUなど車両ネットワークの“末端領域”で広く活用されています。

インフィニオン社のBRIGHTLANE™シリーズでは、OPEN Alliance TC10による省電力機能、PTP(IEEE 802.1AS)による時刻同期、さらにはMACsec対応品もラインナップしており、低消費電力と診断機能(ケーブル診断・信号品質指標など)を備えているため、ゾーンアーキテクチャ時代のエッジ接続を支えるソリューションです。

1000BASE-T1 PHY - ゾーンECUと中核をつなぐギガビット層

1000BASE-T1 PHYは、IEEE 802.3bpに準拠した1Gbps対応のSingle Pair Ethernet PHYです。高解像度カメラやADASセンサー、ゾーンECUとセントラルコンピューティング間の通信など、高帯域が求められる領域で採用が進んでいます。

100/1000Mbpsデュアル対応製品も多く、設計の共通化や将来的な帯域拡張にも柔軟に対応可能です。また、MACsec対応モデルではリンク単位の暗号化通信を実現でき、車内ネットワークのセキュリティ強化にも寄与するため、ゾーンアーキテクチャの“標準ギガビット層”として重要なポジションを占めています。

Multi-Gigabit BASE-T1 PHY - 次世代バックボーンを支える超高速通信

Multi-Gigabit BASE-T1 PHYは、IEEE 802.3chに準拠した2.5G / 5G / 10Gbps対応のSingle Pair Ethernet PHYです。SDV(ソフトウェア定義車両)や集中型アーキテクチャの進展に伴い、車両バックボーンの高速化ニーズが高まる中で注目されています。

また、大容量センサーデータの集約や中央演算装置との接続を想定し、高速ホストインターフェースをサポートします。MACsecやPTPにも対応し、高速通信とセキュリティ・時間同期を両立するため、将来世代の車載ネットワークを見据えた“基幹インフラ層”を担うラインナップです。

100 / 1000BASE-T PHY - 車外接続やゲートウェイ用途に最適

100 / 1000BASE-T PHYは、従来の4対線Copper Ethernet(100BASE-TX/1000BASE-T)に対応する車載向けPHYです。診断ポートや開発用途、ゲートウェイECUなど、既存のEthernetインフラとの接続が求められる場面で活用されています。

EEE(IEEE 802.3az)による省電力機能や低レイテンシ設計を備え、RGMII/SGMIIなど多様なMACインターフェースにも対応しているため、車載ネットワークと外部ネットワークを橋渡しする“インターフェース層”として重要な役割を果たします。

関連記事

こちらのWebページでは、車載E/Eアーキテクチャの進化を「分散型 → ドメイン型 → ゾーン型」の3段階でわかりやすく解説しています。

ゾーン型は物理エリアを基準にECUを集約し、配線削減やソフトウェア管理の効率化といったメリットがある一方、中央集中化に伴う安全性・ネットワーク設計・サイバーセキュリティの課題も生じることを説明しています。また、各種課題への対応として高機能マイコンや車載Ethernet、セキュリティ対策の重要性にも触れています。

是非、下記URLよりご覧ください。

お問い合わせ / お見積もり

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インフィニオン社 車載用ラインナップ

幅広いポートフォリオを取り揃えたインフィニオン社の製品の中でも、AEC-Q100 / AEC-Q101を取得している車載用のみのラインナップを纏めました。
マイコン、パワー半導体、メモリー、センサーなど、さまざまなアプリケーションにご検討いただける製品が多くございますので、是非ご覧ください。

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