車載用 CXPIトランシーバー製品概要

CXPI（Clock eXtension Peripheral Interface）はLIN（Local Interconnect Network）プロトコルの後継として設計されており、CXPIを採用することにより車両に必要なワイヤーハーネスの削減につながり、部品コストの低減、車両の軽量化による燃費/電費の向上につながると考えられております。

インフィニオン社のCXPIトランシーバーは、擬似正弦波生成、スマートキーバンド（100kHz～160kHz）ノイズ低減、オプションのSSCG（スペクトラム拡散クロックジェネレーター）により、クラス最高の低ノイズを実現しました。これにより、放射の影響を考慮する必要があるPCB設計の労力を軽減できます。また、CXPI にはLINのポーリングシステムにCSMA/CRシステム（イベント開始システム）が組み込まれているため、応答時間と拡張性が向上し、HMIと開発コストが大幅に削減されます。

製品特徴

• JASO CXPI (JASO D015-3-15) に準拠
• SAE CXPI (SAE J3076_201510) に準拠
• セカンダリークロックマスターオプションに対応
• 波形整形回路およびSSCG (オプション) 搭載により放射ノイズを低減
• スリープ/ ウェイクアップ機能をサポート
• 2.4kbps～20kbpsまでのバススピードに対応

製品ラインナップ

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