サイプレス、2019年度第2四半期の業績を発表

サイプレス セミコンダクタ社 (米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ: CY) は 2019 年 7 月 25 日 (米国時間)、2019 年度第 2 四半期の業績を発表しました。

 

・ 売上高は 5 億 3,220 万ドルで前四半期比 1.3%減 (2019 年 4 月 1 日に完了した NAND 事業の売却調整後で
は前四半期比 4.8%増)
・ GAAP および非 GAAP の粗利益率はそれぞれ 37.3%と 47.0%
・ GAAP および非 GAAP の希薄化後 1 株当たり利益 (EPS) は、それぞれ -0.03 ドルと 0.25 ドル

 

サイプレスの社長兼最高経営責任者であるHassane El-Khouryは、「当社の第2四半期の業績は好調であり、売上高、粗利益率、希薄化後 EPS はすべて、当社の業績予想の範囲内でした。サイプレスの世界クラスのコネクティビティ ソリューションとコンピューティング ソリューションは、引き続き勢いを増しています。特に IoT では、スタンドアロンのBluetooth 製品に加え、好調の Wi-Fi/Bluetooth コンボ製品に後押しされ、第 2 四半期の売上は前四半期比で 30%増加しました。また、当社の車載製品は自動車 1 台当たりの採用数が自動車の生産台数よりも速いペースで増加しており業績も引き続き好調で、車載市場の第 2 四半期の売上は前年同期比と前四半期比の両方で上昇しました」と述べています。

 

2019 年 6 月 3 日に発表したとおり、インフィニオン テクノロジーズ (FSE:IFX/OTCQX:IFNNY、以下インフィニオン) とサイプレスは、合併の合意および計画書に署名しました。インフィニオンは、サイプレスの企業価値が約 100 億ドルであることを踏まえ、1 株当たり現金 23.85 ドルでサイプレスを買収する予定です。相互に補完的な性質が強い当社の製品群により、車載および IoT の高成長分野で大きな可能性が見込まれていますが、買収が近づいているため、電話会議による決算説明会を開催せず、また業績予想の開示は差し控えました。

 

当四半期の売上高および利益を過去の比較数値と併せて以下に示します。
(単位:千、ただし 1 株当たりの数値を除きます)

年初来の売上高および利益を過去の比較数値と併せて以下に示します。
(単位:千、ただし 1 株当たりの数値を除きます)

1. 詳細は英文リリースの「GAAP 財務指標から非 GAAP 財務指標への調整について」の諸表 (「非 GAAP 差異調整表」) を参照してください。

売上高概要

1. マイクロコントローラーおよびコネクティビティ部門 (「MCD」) には、マイクロコントローラー、ワイヤレス コネクティビティ、USB の製品が含まれ、メモリ製品部門 (「MPD」) には、RAM、フラッシュ、AgigA Tech 社製品が含まれます。
2. 2019 年 6 月 30 日締めの四半期の MPD 売上高には、新たに設立された合弁事業に対する当社の NAND 事業の売却が反映されています。この売却は、2019 年 4 月 1 日に完了しました。